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テイルズオブレジェンディア 18-199・336~337, 要約スレ1-441~442, 18-400・410, 22-168~171・175・243~250 199 テイルズオブレジェンディア sage2005/09/04(日)05 19 04ID Yj0fh1ZX TOLは章ごとに書くことになると思うから、分担して出来るかも分からんね。 まずはプロローグまでの背景だけ。 かつて世界の全ては海だった。 原住民――のちに 水の民 と呼ばれる人々は、滄我、すなわち海の意思を何よりも尊重し、その意思のままに行動していた。 そして滄我を声を聴くことのできる者をメルネスと敬していた。 ある時、星の彼方から一隻の巨大な船がこの世界に降り、それに同船していた人――のちに 陸の民 と呼ばれる人々は海を埋め立て陸を作り、我が物顔で世界に住みついた。 反旗を翻したメルネスは陸の民を排除しようと試みるが失敗に終わり、ついには住家を追い立てられることとなる。 ――それから数千年の月日が流れた。 主人公セネル・クーリッジはクルザンド王統国独立師団の兵士でヴァーツラフ・ボラドの部下だった。 当時12歳だったセネルだが、それ相応の実績をもち、メルネスの末裔ことシャーリィ・フェンネスの誘拐に任務をまかされ、1人水の民の隠れ里に潜伏していた。 しかし、里に住むステラ・テルメスと恋に落ち、そして使命を忘れ、里に暮らすようになる。 里に暮らすようになって数年が経過した頃、セネルが里の外に出たところをかつての兵士たちに見つけられ、そして軍を率いて里が襲われた。 セネルの過去を知っているステラは決してセネルを責めずに、自分が囮になっている間、妹のシャーリィを連れて逃げるように頼む。 セネルはシャーリィを連れて逃げ出し、守れなかったステラの分だけシャーリィを守り続けることを決意する。 ここから本編 セネルとシャーリィは兄妹を装い、ヴァーツラフ軍や他の勢力から逃げる生活を続けていた。 ある日、再び危機が迫っていることを感じ取ったセネルは、海水や潮風が苦手なシャーリィだが、海に連れ出すことを決める。 船は嵐や津波にさいなまれ漂流し、海の上をさまよっていた。 進路閉ざされたその時、目の前に一筋の光の柱が現れ、それはまるで二人を導くかのように遺跡船への道を示した――。 336 レジェンディア◇l1l6Ur354A sage2005/09/14(水)09 47 38ID Qzayzgrw 遺跡船にたどり着く主人公セネルと義妹シャーリー 伝承にある輝く人「メルネス」とわかり盗賊モーゼスに妹攫われる 保安官ウィルと騎士クロエと盗賊退治に行くが赤い鎧の帝国が襲撃 妹は黒い翼の男に攫われ追いかける。盗掘屋のノーマ加入 妹を助けたら用なしとばかりに2人で旅立つセネルだが帝国にやられる。 シャーリーは本当に遺跡船起動のキーであるメルネスだった。 ウィルとクロエは帝国の動きを探ろうと情報屋ジェイと接触しようとする 手がかりがないセネルとノーマは2人の後をつける(自分勝手なので省かれた 色々あってジェイの協力を取り付けシャーリー奪還作戦を行うが そこにモーゼス率いる盗賊団がお礼参りにあらわれ混戦になる。 結局作戦は失敗に終わる。遺跡戦にはシャーリーの姉ステラが取り込まれていた メルネスを崇める水の民が現れ協力体制に、遺跡船の住民は神聖王国軍だった 全面戦争になるが兵器ソウガ砲が発射されてしまう。2射目はステラが命がけで止めた 帝国は倒したがステラ死亡。 シャーリー>セネルが好き。セネルとステラは相思相愛 337 レジェンディア◇l1l6Ur354A sage2005/09/14(水)10 03 34ID Qzayzgrw シャーリーはメルネスとして水の民と共に暮らすことになる セネルはステラの墓の前でダメダメ男になっていた。 黒い翼の男ことメルネス親衛隊長と一緒に帝国残党狩りに出発したところ罠にかかる 一方、メルネス覚醒の儀式を行うシャーリーの前に神聖王国の一部将校が襲撃 親友を殺されたシャーリーはメルネスとして覚醒する。 海の意思ソウガと同化し陸の民抹殺を宣言するシャーリー。水の民パワーアップ 一方、セネルたちは爪術が一切使用不能となり撤退する。 困った所に全員の頭にテレパシーが届き地下世界にいけるようになる。 そこで過去の映像を見る。空から異星人襲来>遺跡船起動、陸地の半分消滅 地下世界に存在する穏やかな海の意思「静のソウガ」の力を借りてメルネスの玉座へ セネルの言葉に思いとどまろうとするシャーリーだが セネルが帝国からメルネス捕縛の任を受けていた兵士であった事実が明らかになってしまう しかも姉は全てを知っていたことを知りシャーリーぶち切れ さらに異星人は水の民ではなく陸の民の方で遺跡船は現地住民の命を使いテラフォーミング つまり陸地生成を行っていたことが明らかに(だから海の意思猛りのソウガが怒っていた もう一回説得に向かう。親衛隊長はメルネスを守るセネルに役目を取られたと嫉妬していただけ 色々あって説得成功。実体化したソウガもぶちのめす セネルとシャーリーも仲直りできた。良かったね。本編終わり 441 名無しさん@お腹いっぱい。sage 2005/09/14(水) 07 13 37 ID 3DByGPFb なんかやたらと評判の良い、テイルズオブレジェンディアのキャラクタークエストの ウィル編とノーマ編をお願いします。 442 名無しさん@お腹いっぱい。sage 2005/09/14(水) 10 13 04 ID 5HwWteXC 441 <ノーマ編> 師匠の師匠であるザマラン(目見えない)にそんな物あるはずないと馬鹿にされながらも エバーライト(願いを叶える宝石)探索を続けるノーマだが、いくら遺跡を巡っても空振りな上 油断していたところをトラップにひっかかった事からもう続けても無駄なのではと自身をなくす。 そこをザマランにやっぱり無駄だったじゃないかと言われ、ムキになって (おそらくそうなると分かってわざと煽ってる)最後の探索候補の遺跡に向かう。 その後実体化した心の闇と戦ったりしつつ、遺跡の隠し部屋でエバーライトと師匠の遺言を発見。 ザマランをその部屋に連れて行きエバーライトの力で目を治す。 ザマランが目を開けると、部屋の壁に師匠と(後から書き足した)ノーマの勝利宣言がありましたとさ。 微妙に長くなったな…いっそ「宝石見つけた」の一言で済ませたほうがよかったか。 てなわけで<ウィル編>は大幅短縮してみる。 ウィルが新しく発見した花につけたという名前は今は亡き妻と共に考えた娘の名前と同じだった。 400 テイルズオブレジェンディア 1章◆l1l6Ur354Asage2005/09/18(日) 15 39 06 ID mlVuQIkI 爪術(そうじゅつ)と呼ばれる特殊な技を使いこなす主人公セネルは妹シャーリィと小船で海上にいた 船上で謎の魔物に襲われるセネル。何とか撃退したが 大きな光の柱を上げている島が急に目の前に現れて、船は翻弄され2人気を失った 場面は変わり、先ほどの謎の魔物を操っていた謎の黒い翼の男が映り「ついに来たか・・・」と話す 海岸で意識を取り戻したセネル。海水が苦手なシャーリィは弱っていた。其処に現れたウィルに川か湖はないかと聞く 湖の場所を教えたウィルは湖の底に沈んでいるシャーリィの髪が輝くのを見た 其処へ謎の黒い翼の男が飛んで現れシャーリィを連れ去ろうとするが、セネルと2人が睨み合ってる隙に赤髪の男が現れ 此れが噂のメルネスかと叫びシャーリィを攫って行く。謎の黒い翼の男も飛んで後を追う ウィルに因ると此処は遺跡船と言い、煌髪人呼ばれる人達の元創王国と言う古代文明の栄えた場所であり 先ほどの赤髪の男は島でも有名な山賊モーゼスと言う奴だと教えられる 街へ付いた2人。山賊のアジトを教えろと言うセネルだったが、ウィルは少し用事があるので噴水広場で待つよう言い去っていく 噴水広場に着くと変な子供にはめられ、フェロモン・ボンバーズと呼ばれる連中に絡まれる セネルは騒動を起こした犯人とみなされウィルによって捕らえられる ミュゼットさんと言うおばさんの口添えで何とか釈放されウィルと2人でシャーリィを助けに行く事になる 途中騎士クロエと合流しモーゼスを懲らしめることが出来た一行だったが、其処へ謎の赤い鎧の軍団が襲撃 その隙にシャーリィは黒い翼の男に攫われ追いかける。水晶の森という場所でトレジャーハンターのノーマも加わる 秘密の地下通路で追いついた一行、その時地震が起こり柱が崩れシャーリィの上に 庇う黒い翼の男、傷を負った男はひとまず預けると言い去っていく 来た道はふさがれて閉まったので先に進む一行、そこでラッコのような容姿をしたモフモフ族と出会う 魔物に襲われながらも何とか外に出られ皆で喜んでいる隙にシャーリィを連れて2人で旅立つセネル その先には赤い鎧の軍団が待ち伏せており、なすすべも無くやられシャーリィは奪われセネルは崖から突き落とされる 410 テイルズオブレジェンディア 2章◆l1l6Ur354Asage2005/09/19(月) 14 12 17 ID vaXNBwbU 落ちて行ったセネルの体は光に包まれゆっくりと地面に降りていった その場所で出会ったハリエットという少女を連れて灯台の街へ向かったセネル 取り合えずウィルの家へ向かった所、ウィルの姿を見てハリエットは何処かへ行ってしまった 赤い鎧の軍団はクロエの祖国と戦争状態にもあるクルザンド王国の第3王子ヴァーツラフの軍だと解る シャーリィを助ける算段を相談しているウィルとクロエ、俺も一緒にと言うセネルだったが 2人に冷たくあしらわれ、同行を拒否されてしまう しかし自分の探しているお宝に似ているシャーリィのブローチを報酬にと言う条件でノーマと行動を共にするセネル ノーマによると2人は情報を求める為不可視のジェイと言う情報屋に連絡を取ったらしい 町の人に行方を聞くと2人は内海港へ向かったと言う。内海港で隠れて2人の様子を伺っていたセネルとノーマだったが クロエとウィルに近寄り誰かに伝言を頼まれたという少年を見てはセネルは驚いた。以前はめられた例の少年だったのだ 少年は船を持っていて自分は操縦出来ると言い、ウィルやクロエを乗せて去っていった 2人の行き先は内海港の対岸だと知った2人だったが。船を如何しようと悩んでる2人に港の人が船を貸してあげると言って来る ウィル達の乗った船になんとか追いついたセネル達だったが、少年に煽られ船で速さ勝負をしていると船が故障してしまう 船を修理してなんとか動かせるようにしていた時船室からハリエットが現れた この船はハリエットが金を出し、港の人にセネル達に貸すよう言わせたものだった 対岸に到着し辺りを彷徨っていた3人だったが以前会ったモフモフ族の兄弟と出会い、近くにあるという村へ向かうことに その頃シャーリィは檻の中で自分と同じ水の民であるフェニモールと言う少女に出会った 彼女の家族や仲間は陸の民に皆殺しにされたと言い、陸の民を憎んでいた シャーリィがずっと陸の民と一緒に暮らし、兄と慕っている事を知り怒るフェニモール 村でウィルたちに追いついたセネル。そこで少年は自分が不可視のジェイだと名乗った 又ハリエットはウィルの実の娘だと言うことが判明する。ウィルは国外追放のみであり母親はウィルがいない間にもう亡くなってしまったのだと ウィルを責めるハリエット、あなたなんか父親じゃないと言い去っていく。取り合えずモフモフ族に面倒を頼むことに ハリエットを守ってくれた礼と言うことで同行を許されるセネル モフモフ族の口添えもありジェイがシャーリィ救出の作戦を考える 護送されているシャーリィ助け出す為の作戦を決行しようとしていた所モーゼス達が現れ先に攻撃を仕掛けていった 作戦に邪魔は入ったが何とか予定通り毛細水道の中にシャーリィを逃がすことに成功した一行だったが フェニモールがこちらに来ることと拒んでる隙に敵の幹部トリプルカイツの一人メラニィによって水に流され分断されてしまう メラニィたちに追われていたシャーリィだったが、其処に黒い翼の男が現れ先の隠し部屋に隠れるように言う 後から深い傷を負いながら現れた男はワルターと名乗り、シャーリィこそ何千年も水の民が待ち望んでいたメルネスであり 自分はメルネスを守る為にいるのだと言った。その時敵の足音が聞こえてきた 何とかシャーリィの居場所が解り向かった一行だったが其処にシャーリィの姿は無かった フェニモールと自分達を助ける為傷ついたワルターを助ける為囮になったのだ ワルターの傷を癒し、自分達を助けるセネルに「何故こんな事をするの?」と聞くフェニモール 「シャーリィがきっとそれを望んでいるから」と答えるセネル。それを聞き陸の民は未だ嫌いだがあなた達は信じられるかもと言うフェニモール 傷が癒えるとワルターはフェニモールと連れ何処かへ飛び去っていった ヴァーツラフが気に入らないと言う理由でモーゼスも仲間となり一緒に後を追っていくのだった 168 テイルズオブレジェンディア sage 2006/04/02(日)23 34 43ID FBaPYq9d 上の 156は偽者ですよ ではモーゼスが仲間になったところから。 ※メルネスとは→海と意思を通わせることができる巫女っぽい人。特別な存在。 滄我→海の意思っぽいもの。 水の民→シャーリィを始めとした、水の中でも生活できる人たち 陸の民→セネルたち一般ピープル 爪術→滄我の恩恵を受けて発動する力。 大沈下→大津波を起こして陸地を沈めるという災害 陸の民と水の民の仲は険悪です。 第三章 運命の再会 シャーリィを助けに行くため、ジェイの力を借りて雪花の遺跡へ向かうセネルたち。 そのころシャーリィは、遺跡の中で意外な人物との再会をしていた。 なんとか敵の目を盗んで遺跡に侵入したセネル達は、ある部屋に到達した。 そこでは水の中で女性が囚われていた。シャーリィは彼女を(姉)と呼び、セネルは(ステラ)と叫んだ。 セネルたちはヴァーツラフに戦いを挑むも返り討ちにあい、さらに、シャーリィに遺跡船に眠る兵器の封印を解かせるための人質にされる。 が、シャーリィが封印を解いたのと同時に殺されかける。その瞬間セネルを光(テルクエスと言います。羽の形をしています。)が包み、 彼と仲間たちを出口へと導いた。逃げるセネル達をトリプルカイツが追いかける。 その時、烈斬のスティングルがクロエの探していた男だと判明する。 セネル達を危機一髪助けたのは、水の民をまとめていたマウリッツだった。 第四章 動乱の大地 マウリッツはウィル・・もといウィルの後ろ盾である源聖レクサリア皇国との同盟話を持ちかける。 水の民はメルネス―シャーリィ―を助けるため。レクサリアはヴァーツラフに兵器を使用させないため。同盟は結ばれ、戦いは始まった。 途中で仲間になったジェイを伴い、ヴァーツラフの元へ向かうセネル。だが、時は遅く、 水の民(シャーリィとステラ)の命をエネルギーとして発射される滄我砲は撃たれてしまった。 ヴァーツラフの祖国、クルザンド王統国が現在戦争を続けている、ガドリア(クロエの祖国)にそびえる山を一瞬で消し去り、その威力を見せ付けた。 ヴァーツラフの元へたどり着くセネル。そこで、ステラが遺跡船の動力源として使用されていたこと。セネルを度々助けた光が、ステラの意思によるものであることが分かる。 ヴァーツラフを倒すも、二度目の発射がされてしまう滄我砲。 その瞬間、発射された砲弾を包み込むかのように発せられるステラのテルクエス。 砲弾は海に叩きつけられ、クロエの祖国は守られた。だがその代償として、ステラの命は失われた。 169 テイルズオブレジェンディア sage 2006/04/02(日)23 37 52ID FBaPYq9d 第5章 覚醒 一時の平和が訪れた遺跡船。セネルはステラの死をひきずっていた。シャーリィはメルネスとしての使命を果たしたいと、水の民の里へ去っていった。 水の民の里では、シャーリィがメルネスとして完全に覚醒するための儀式の準備が進んでいた。 シャーリィがメルネスとして完全に覚醒するため、彼女が思いを寄せるセネル殺害をワルターに命じるマウリッツ。 祭壇で覚醒の儀式が行われている時現れたのは、ガドリアの兵士たちだった。 滄我砲により、危うく国を滅ぼされかけた彼らは、水の民に対する恐怖心を増大させていた。 女子供も容赦なく斬り捨てる兵士たち。シャーリィを庇う様に立ちふさがったのは、 彼女の初めての友人となったフェニモールだった。 兵士に斬られたフェニモールを抱きかかえ泣き叫ぶシャーリィを助けるものはいなかった。 それどころかマウリッツは、フェニモールの死がシャーリィをメルネスとして覚醒するきっかけになると考え、わざと事態を放置する。 セネル達が祭壇に辿り着いた時、そこには金色だった髪の毛が青く光り輝くシャーリィの姿があった。 海の意思、それは陸の民を滅ぼすことであった。 メルネスとなったシャーリィはセネル達から爪術を奪い、殺そうとする。 が、突然吹雪が吹き荒れ、セネル達は姿を消した。 大沈下を起こし、陸の民を消滅させるための装置、光跡翼を発動させるため、シャーリイ達水の民は蜃気楼の宮殿へと向かった。 セネル達を助けた爪術ではない力を認識できたのは、ヴァーツラフと戦う前に訪れた洞窟で出会った 記憶喪失の女性、グリューネだけであった。その吹雪の力は、グリューネを主(あるじ)とよび、 種を残して消えていった。 170 テイルズオブレジェンディア sage 2006/04/02(日)23 38 57ID FBaPYq9d 第六章 打ち捨てられた地で セネルたちが街へ戻ると、灯台に地下へと続く通路が現れていた。 陸の民と水の民の遺恨と真実を知るために、何かに呼ばれるように地下へと向かうセネルたち。 そこには穏やかな海と陸地が存在する場所が存在した。そこでは、シャーリィ(というか滄我)に奪われたはずの爪術が使用できた。そこで、陸の民と水の民の古くから続く争いの歴史を何者かに見せられる。 ジェイが導き出した答えは(この場所には地上に存在する滄我とは別の、もう一つの滄我が存在する)というものであった。 それに呼応するかのように輝きだす海。セネルたちがそれぞれの意思表示をすると同時に、 それぞれの爪が強い光を発した。新たな力の存在を感じる仲間達。 だが、ただ一人爪が光を発しない者がいた。それはセネルだった。 戸惑うメンバーを尻目に、悲嘆にくれるセネルと彼を叱咤するクロエ。セネルはクロエに自分の過去を打ち明ける。 それは、彼が昔ヴァーツラフの軍に所属していたこと、シャーリィの故郷が滅ぼされたのは、 スパイとして送り込まれたセネルが原因だったこと。思いの丈を打ち明けたその瞬間、 セネルの爪が強い光を発した。 171 テイルズオブレジェンディア sage 2006/04/02(日)23 40 32ID FBaPYq9d 第七章 輝ける青 蜃気楼の宮殿で光跡翼発動の準備を進める水の民。だが、光跡翼は一向に発動しない。 マウリッツは、シャーリィが滄我との同調を拒んでいるのが原因だと考える。 その原因はやはりセネルに対する想いだと気付いた彼は、セネル達がシャーリィの元へ辿り着いた時を狙い、 セネルの過去を、捕虜にしていたヴァーツラフ軍の残党に喋らせる。 シャーリィの悲しみと共に発動する光跡翼。彼女は光跡翼へと姿を消した。 後を追うセネル。メルネスの護衛を使命とするワルターと退け、シャーリィの元へ辿り着くセネル。 傷だらけになりながらセネルはシャーリィの側へ立った。そして、彼女を抱きしめ、 ただ一言「信じている」と伝えた。セネルを抱きしめ返すシャーリィ。 滄我との意識の分離をしたシャーリィの後ろに立っていたのはマウリッツであった。 シャーリィがやらないのなら、自分がやると、滄我と意識を同調させるマウリッツ。 だが、彼には滄我の意識を支えきれなかった。 暴走するマウリッツをなんとか止めたセネルたちの目の前には、穏やかな海が広がっていた。 力を使いすぎ、意識を失ったセネルは足を踏み外し海へと落下した。 海に吸い込まれていくセネルの目に映ったのは、シャーリィの姿だった。抱き合う二人を中心に輝きだす海。 地上へ泳いでいくセネルと手をつなぎながら、彼を信じている、とシャーリィは呟いた。 メインストーリー終了。 キャラクタークエストは次回書きます。 175 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/04/03(月)05 41 38ID /X6E66hu レジェンディアの人乙 なんか、レジェンディアスレ見てると、キャラクエをクリア後のオマケと思っている人が多いみたいね 内容的には本編と同じくらい、第二部と思ってもらっていいボリュームなんだけれど あまりストーリーと関係ない設定部分について補完してみる (キャラクエや、その他の項目で説明しようとしてたならゴメン) ・烈斬のスティングルと、クロエ(第三章~第四章) ガドリア国の騎士の家に生まれたクロエ 烈斬のスティングルを、両親の仇として追っている 第四章で対決しクロエが勝つが、やる事があるとスティングルは逃げ去った ・フェニモール(第三章~第五章) ヴァーツラフに捕まっておりシャーリィと牢でであった少女 (ヴァーツラフ軍は水の民を人間と見ておらず人体実験してたりする) メルネスの役割を果たさず、憎むべき陸の民と一緒にいるシャーリィを罵っていたが、 セネル達を見ているうちに、陸の民にも良い奴がいると態度を改め、シャーリィの友達にもなった 海の民は二つ名を持つ、フェニモールはシャーリィにそれを教える、その意味は希望 しかし・・・ ・争いの歴史(第六章) 遥か昔、戦争によって故郷を追われた民がいた 彼らは新たな地を見つけるが、そこにいた先住民と争いを始める 故郷とは宇宙のどっかの星、脱出に使った宇宙船は今は古代船と呼ばれる 陸の民と呼ばれた侵略者は、自分達が住みやすいように、 水の民の命を使って陸地を作る光跡翼を開発、争いの歴史が始まる これに対し先住民である水の民は、同族の命を吸ってエネルギーに変える兵器を逆に使い、 陸地を水没させようとするも、全てを沈没させることは適わず、後のメルネスに託したのだった ・ステラとセネルとシャーリィ 孤児だったセネルは、ヴァーツラフ軍で暗殺者として育てられる 初めての任務メルネス暗殺に出向くも、そこでの穏やかな暮らしに任務を忘れる ステラとは仲がよく、水舞の儀式をいつかしてねとも言われている (海で女性を男性が追いかける儀式、早い話がプロポーズ、祝福された二人を中心に海が輝くという) ある日シャーリィが病気になり、救うために外の世界に出る ところがヴァーツラフ軍は、諦めていなかった これが原因で村は襲われ、ステラは逃がすために残る(セネルがスパイとも知っていたが妹を任せた) それからの逃亡の日々、怯えるシャーリィにセネルは家族として接し、お兄ちゃんとも呼ばれるようになる セネルに淡い恋心を持つシャーリィだが、セネルが想っているのは姉のステラ 五章においてフェニモールの後押しもありセネルにその心を伝えようとするが、 セネルはそれを遮って、死んだ姉と共に生きることを宣言してしまうわけで・・・ ・四章と五章の間 時間経過がある二つの間には、声付きの曲が流れたりして、 てっきり本編のエンディングだと、当初は思ったもんだ 174 少なくともココまでは悪くないよ、よく言われるのはキャラクエから ・・・キャラ的には 演出的には、物凄いツンデレや六章からクロエをヒロインとして見てしまう気持ちが強いわけで・・・ せめてシャーリィとの回想とかあれば、まだヒロインと認識できた物を、ステラとの回想メインだし レジェンディアは、なまじ特徴的で魅力的な女性キャラが多いだけになぁ 243 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/04/12(水)17 21 14ID YWKfjL0p TOLキャラクエ。 168で投下予告出てたけど、自分も丁度書いてたので落としていきます。 【序奏】 無事シャーリィを取り戻し、保安官として灯台の町で生活するセネル。ある日シャーリィと出かけた先で、 凶暴化+一度死んでも復活する魔物に遭遇。嫌な予感をおぼえつつ、そのことをウィルに報告する。 同じころ、大陸に戻っていたクロエが遺跡船に再びやってくる。道中、どう見ても怪しい男とすれ違ったり 魔物に襲われていた父娘を助けたりする。父オルコットは薬剤師ながら剣の達人。娘エルザはクロエを姉のように慕うようになる。 以前の顔ぶれにシャーリィを加え、町の裏の滝に向かった一行は黒い霧から見たことのない魔物が生まれるのを見る。 グリューネは黒い霧を知っているらしいが、いまだ記憶は戻らない。 【ウィル編 約束の花】 自分を恨む娘との関係に悩むウィルのもとに、一人の赤ん坊が預けられる。その両親が心中するつもりだと知った一行は 若夫婦を追う。「夫婦は一緒にいるだけで幸せだ」夫婦を説得するウィルの優しさを目の当たりにしたハリエットは、 仲直りのきっかけに珍しい魔物を捕まえに行くが、魔物から彼女を庇ってシャーリィが負傷。 ウィルのための行動を頭ごなしにに叱られたハリエットは、以前にも増して頑なになってしまう。 「あいつはハティのことが嫌いなんだ!あんな奴知らない、ハティに父親なんていない!」 再び娘と疎遠になってしまったウィルは、妻とよく過ごした花畑に向かい、花が枯れつつあることを知る。 一方ハリエットは、ウィル宅の一室が自分のための子供部屋になっていることを知り、父の本心に気付く。 自分たちはすれ違っているだけなのだと。 花が枯れた原因である水の異常を探るべく、毛細水道へ向かったウィルたちの前に、黒い霧に冒され腐った水と、 霧に包まれた謎の人物が立ちふさがる。絶望に身を委ねよ、という誘惑に屈しかけるウィルだが、 妻との約束を果たすという信念を胸にこれを振り払い、自分の心の闇と戦闘。これを撃破。 ウィル夫妻が過ごした花畑で、ウィルとハリエットが寄り添い、ハリエットの母アメリアのことを語り合ううちに 花畑の花が輝きだした。この花の名前は何?と尋ねるハリエットに、ウィルは聞いて泣くなよ、と答える。 この花は昔、ウィル夫妻が見つけ、名づけた花だった。 ――もし、私がいなくなっても先生はこの花を守ってください。約束してください。 ――ねえ、先生。花の名前……考えてきた? せーの、で一緒に言お? ハリエット。 夫婦が守ろうとした花と、愛する娘の名前は同じだった。それを知って泣き出すハリエット。 和解した親子がウィルの家に着いたとき、ハリエット一人が家の中に駆け込む。すぐにドアが開き…… 「お帰りなさい。パパ」 244 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/04/12(水)17 22 13ID YWKfjL0p 【ノーマ編 夢の行方】 ノーマは今も、願いをかなえる秘宝エバーライトを探していた。 喧嘩ばかりする家族に愛想を尽かし、家出した彼女を拾ってくれたのは彼女の「ししょ~」だった。 赤の他人の自分に爪術の素養を見出し、上級学校にまで通わせてくれた。なにより底抜けに明るく前向きな師匠の姿に、 荒れていたノーマの心も癒されていた。だから彼が探し続けたエバーライトを見つけたいと思うようになった。 行方不明になった師匠スヴェンの墓の前で、エバーライト発見を誓う彼女の前に、スヴェンの師匠ザマランが現れ エバーライトなど存在しないと切り捨てる。 ムキになったノーマは人食い遺跡へ向かうが、トラップにかかっただけだった。 気を取り直し、氷のモニュメントに向かうノーマだったがトラップ解除に失敗し負傷。毒に冒され瀕死の重傷を負う。 オルコットの薬で一命を取り留めたものの、心身ともに疲れ果てたノーマはエバーライト探索をやめたいと言い出す。 ノーマの部屋から見つかったきわめて正確な古刻語の解読ノートを突きつけられても、自嘲するだけだった。 古刻語ならシャーリィに解読してもらえばすぐにわかるけど、もし絶望的な結果だったらと思うと怖くて聞けなかった、と。 ししょ~はもういない。一人で信じることに疲れた、と愚痴るノーマだったが、 「スヴェンは決して諦めない男じゃった。お前はあいつの何を受け継いだ」 とザマランに揶揄され、根が単純なノーマはムキになったついでにやる気を取り戻す。 彼も昔はスヴェンやノーマのようだった。研究中の事故で失明してから臆病になっていたのだと、ザマランは笑った。 いまだ体力の戻らない体を引きずって水晶の森へ向かうノーマ。まだ多少の不安はあるものの もしここにエバーライトがなくても、また俺たちと探せばいいじゃないか、とセネルに勇気付けられる。 隠し通路の先で、ノーマの体から黒い霧が立ちのぼる。彼女の絶望を増大させていたのは霧の仕業だった。 もう迷わない。ノーマは自分の心の闇を撃破。エバーライトの鎮座する最深部で、壁と床に刻まれた古刻語を発見する。 「ノーマ、胸を張れ! 前を見ろ!」 ししょ~はここに来たんだ、と彼女の目から涙がこぼれる。 水晶の森の最深部にザマランがつれて来られ、ノーマはエバーライトに祈った。ザマランの視力が戻るようにと。 光の戻った彼の目に、壁に刻まれた文字が目に入る。スヴェンが残したものだった。 「エバーライトはここにあり! ザマミロ師匠!」 どうだざまみろ、とスヴェンの弟子が誇らしげに笑っていた。 245 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/04/12(水)17 23 02ID YWKfjL0p 【間奏】 灯台の町にテューラという少女が訪ねてくる。 フェニモールと瓜二つの彼女は、陸の民と親しげにしているシャーリィを罵り、去っていった。 (シャーリィは水の民の代表として親善大使の役割を与えられており、灯台の町で水の民との連絡役をしている。 灯台の町には源聖レクサリア皇国の聖皇がおり、その家に住まわせてもらっている模様) その後水の民の長マウリッツに招かれ、水の民の里を訪れる一行。 滄我は陸の民を受け入れようとしている。水の民はその意思に従って陸の民と共存するつもりだとマウリッツは語った。 と、いきなりテューラが乱入し、陸の民を散々に罵り、シャーリィを裏切り者と言い、 自分がメルネスだったら陸の民なんか皆殺しにしてやると言い捨てて走り去っていく。怒りをあらわにする仲間を止めて シャーリィはテューラを追った。途中フェニモールの墓の前で、シャーリィは改めて共存の難しさをかみ締めるが、 フェニモールだって陸の民を受け入れてくれた、と考え気を取り直す。 テューラが魔物に襲われているのを発見し、撃破する一行だが。テューラの負の感情は消えなかった。 魔物への恐怖と、陸の民への憎しみから黒い霧に取り込まれる彼女に駆け寄り、怖がらないで、と抱きしめるシャーリィ。 テューラも落ち着きを取り戻し、一件落着。 今はあなたを許すことはできない、あなたという人を見極める時間が欲しいと照れたように言うテューラに、 シャーリィは今はそれでいい、ありがとう、と微笑むのだった。 陸の民と灯台の町へ帰って行くシャーリィを見、彼女は新しい時代のメルネスかもしれない、と言うマウリッツ。 そうかもしれませんね。テューラもつぶやいた。 246 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/04/12(水)17 23 31ID YWKfjL0p 【クロエ編 帰りたい場所】 家族が殺害されたときの悪夢から目を覚ましたクロエの元に、エルザが駆け込んできた。 父オルコットが薬草を取りに行ったきり戻らない、と慌てる彼女をなだめて仲間に収集をかける。 しかし、エルザは一人で父の後を追う。行き先はヴァーツラフ軍の隠し砦だった。 病弱なエルザを案じ、町に戻るよう諭すクロエだが父が心配だというエルザに押し切られ、彼女とともに砦の奥へ。 オルコットは建物の奥を勝手知ったる様子で、何かを探していた。ふとしたことで彼の腕に刺青を発見し、愕然とするクロエ。 尊敬するに値する人物であり、自分を慕ってくれるエルザの父である彼が敵だったことに悩む彼女だったが、 エルザが体調を崩したことを知り、オルコットと手分けして薬の材料を探すことになる。 忘れようと努力するが、彼女の負の感情はすでに黒い霧に蝕まれつつあった。 病弱な娘を救うためにクロエの両親を害したスティングル=オルコットの残した手紙を読み、 改めて憎悪を滾らせるクロエ。仲間の制止や、エルザへの思いやりもかなぐり捨てて彼を討つ決意をする。 それに気付いたセネルは彼女を止めようとし、戦闘の末に彼女を抑える。 しかし隙を突いたクロエの剣がセネルの体を貫き、倒れた彼を尻目にクロエは去っていった。 一命を取り留めたセネルと一行はクロエを追う。迷いの森では、オルコットとクロエが対峙していた。 黒い霧に包まれたクロエの戦闘力はすさまじく、オルコットはあっという間に追い詰められる。 そのときエルザが間に入り、お父さんを殺さないで、と剣に手を伸ばす。 「剣を取るなら、お前でも容赦はしない」冷たく言い放ったクロエだが、それがかつてスティングルに言われたことだと 気付き愕然とする。今オルコットを殺せば、エルザは自分と同じように悲しみ、自分と同じ憎しみに苦しむのだ。 葛藤の末に自分を取り戻し、黒い霧から生まれた心の闇を撃破する。 黒い霧は、かつての自分の姿だった。両親を殺され、家を取り潰され、何もできなかった自分そのものだった。 オルコット親子と仲間がが町に帰った後、残ったクロエはセネルに今の自分はここにいるべきなのかと心中を打ち明ける。 雨の降り始める中どうしていいのかわからず、セネルの背中にもたれかかり静かに涙を流すクロエ。 「あの時と同じ、でも、雨でよかった……」 灯台の町に戻ったクロエは、遺跡船を出て行くつもりだと皆に打ち明けた。仲間は止めようとするが、彼女の決意は固い。 シャーリィが歩み出て彼女の頬を叩く。今出て行っても辛いだけだ、気持ちに整理がつくまでここにいるべきだという 言葉にクロエの心は動かされ、しばらくここにいようと考えるのだった。 これからもよろしく頼む。そう言った彼女の心は晴れやかだった。 247 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/04/12(水)17 24 04ID YWKfjL0p 【モーゼス編 決意の咆哮】 仲間との待ち合わせ場所で二人きりになったシャーリィとクロエは、ぎこちなく話し始める。 クロエは自分を思いとどまらせてくれたシャーリィに感謝し、シャーリィはセネルと対等のクロエが羨ましかったと打ち明けた。 セネルを挟んでぎこちない仲だった二人に友情が生まれた瞬間だった。 灯台の町では、住人が魔物に襲われる事件が多発しており、モーゼスの相棒のギートにその疑いがかかる。 普段臆病なギートだが、もともとは凶暴なグランドガルフである。その上、魔獣使いの連れている魔獣は必ず野生化する。 野生化した魔獣と魔獣使いは殺し合い、どちらかが死ぬ決まりだった。 ともかくギートの疑いを晴らすべくモーゼスたちは魔物退治に出かける。しかしそこで倒した魔物は襲撃の犯人ではなく、 襲撃事件は増える一方だった。再び別の魔物の本拠地に乗り込んだ先で、魔物を率いていたのは紛れもなくギートだった。 逃走したギートが、かつてモーゼスと共に過ごした場所である山賊のアジトにいると知り、決着をつけに行くモーゼス。 モーゼスの部屋では、狂犬ギートとギートから噴出した黒い霧から生まれたダークモーゼスがいた。 「こんなときでもワイのことを思ってくれとるんじゃのう」少し嬉しそうなモーゼスだった。 霧から解放され、もとの大人しいグランドガルフに戻ったギート。しかしいつか野生化し、殺しあうのかとモーゼスは悩む。 そんな彼に、仲間たちはギートが灯台の地下、「静の大地」で暮らせばいいと提案するのだった。 別れのときモーゼスはギートのたてがみをひと房切り取り、自分の髪の毛で作ったお守りをギートに預ける。 「寂しかったらワイのことを思い出せ! 辛かったらワイのことを思い出せ! 命ある限りギートはワイの家族じゃ!」 振り向かずに歩いていくモーゼスの後ろで、ギートが主人の言葉に応えるかのように吼えていた。 248 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/04/12(水)17 24 52ID YWKfjL0p 【ジェイ編 守るもの、守られるもの】 仲良くピクニックする一行の中で、いまだにどこか馴染めないでいるジェイ。 キュッポ、ピッポ、ポッポのモフモフ三兄弟に促されても、仲間の輪に入ることを躊躇うのだった。 星祭――葉っぱに願いごとを書いて川に流すと願いがかなう。(うろ覚え)にも参加せず、立ち去ってしまう。 ジェイは孤児で、ソロンという忍者に拾われて育てられた。優しさのかけらもない育て方、虐待に近い訓練を受けて 忍者としての確かな力を身につけたのだった。遺跡船での任務中、危機に陥ったソロンはジェイを囮にして逃走。 取り残されたジェイはモフモフ三兄弟に助けられ、それ以来家族として暮らしてきたのだった。 仲間たちに馴染むことができないのは、忍者という汚れ役として働いていたことが負い目となっているから。 そんな時、遺跡船に忍者が潜入したという知らせが届き、ジェイはソロンと再会し動揺するのだった。 ジェイは忍者の本拠地を襲撃することを提案し、皆はそれに賛同する。しかしそれはモフモフ族を人質に取られた ジェイが苦しんだ末に仕掛けた罠だった。雪花の遺跡の最深部でシャーリィはジェイに連れ去られてしまう。 蜃気楼の宮殿のソロンのもとへシャーリィを連れて行き、約束どおりモフモフ族に危害を加えないで欲しいと 懇願するジェイだったが、ソロンはそれを一蹴する。殴られたジェイの懐から星祭の葉が落ち、 ソロンは嘲笑いながらそれをシャーリィに見せ付けた。葉っぱには家族が欲しいと書いてあった。 「家族を欲しいと思って何が可笑しいんだ、何が可笑しいんだよ!」 泣きながら抗議するジェイを、忍は人ですらない、お前にはそんな資格はないと痛めつけるソロンのもとに、 家族を助けに来たキュ!とモフモフ三兄弟が現れ、ジェイとシャーリィを解放する。 後ろ髪を惹かれる思いで帰還し、シャーリィに勇気付けられながら 皆に助けを求めるジェイ。弟をいじめる奴は兄ちゃんが許さんわ、とモーゼスは快諾する。仲間も皆同じ思いだった。 モフモフと忍者が転がる中を駆け抜け、 (ちなみにモフモフは戦い疲れて眠り、忍者は死にかけor気絶。モフモフテラツヨス) 三兄弟がソロンとの戦いで劣勢に追い込まれている場面に遭遇する。ソロンは黒い霧に冒されており、 そのため戦闘力が強化されていたのだ。おそらく性格は元から悪かったとおもわれ。 ソロンと、ジェイの心の闇ダークジェイを撃破し、仲間――家族のもとへ帰って来たジェイ。ソロンにとられた 本当の親にもらった鈴も取り戻し、モフモフも皆無事でした。めでたしめでたし。 249 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/04/12(水)17 26 53ID YWKfjL0p 【グリューネ編 誕生】 未だに記憶の戻らないグリューネは、黒い霧から現れた謎の人物に会えば記憶が戻ると直感し、 一行はかつてヴァーツラフと戦った艦橋へ向かった。そこで、謎の人物と会ったグリューネの記憶の一部が甦る。 その人物がシュヴァルツという名であること、自分は彼女を倒さねばならないということ。 グリューネは皆に幸せに生きるよう願う内容の手紙を残し、町を後にする。シャーリィは滄我にグリューネの行き先を 教えてもらうことを提案する。滄我に告げられた光跡翼へ向かう一行。 そしてシュヴァルツとの戦闘の中でグリューネは記憶を取り戻す。性格も一転、厳しいものになる。 自分は時の紡ぎ手(いわゆる神様)、そしてシュヴァルツは虚ろなる導き手(ぶっちゃけ破壊神)であること。 シュヴァルツを追ってこの世界に追り立ったものの、能力だけでなく記憶まで封じていたこと。力を取り戻すのが遅れたせいで 力こそ足りないが、これは自分だけて決着をつけると告げる。当然セネルたちは協力するといって聞かなかった。 以前猛りの滄我に奪われた爪術を取り戻し、今もっている静の滄我の爪術を合わせ、パワーアップを試みる。 そんなこんなで、上空に時の揺り籠(ラスダン)出現。 死闘を覚悟し、決戦前夜、皆はそれぞれに散っていった。 ジェイは家族であるモフモフ三兄弟を守るため、モーゼスはギートの家族として恥ずかしくない男であるため、 ノーマは二人の師匠に力づけられ、クロエはエルザが幸せに生きられるように、 ウィルは娘ハリエットのために戻ってこようと決心する。 シャーリィはフェニモールの墓の前で祈っていた。ここにあなたを歓迎する人はいないのに、とテューラは冷淡に言い捨てるが、 ただならぬ雰囲気を感じとって、シャーリィの手を取る。 「誠名って知っていますか?姉さんは祝福、私は希望。このふたつがあれば大丈夫。だから、絶対に戻ってきてください」 セネルはステラの墓の前で、これからのために戦うと決意を新たにするのだった。 250 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/04/12(水)17 28 25ID YWKfjL0p 時の揺り籠に乗り込み、シュヴァルツと対峙する一行。 シュヴァルツは人の負の感情を力の糧にしている。そのため負の感情そのものである黒い霧を操り、 人々の負の感情を煽っていたのだった。黒い霧で世界を包み、シュヴァルツは一層力を増す。 しかしセネルたちは諦めない。 滄我は世界中の人間に勇気を持つよう語りかけ、爪術を与えた。その輝きに力づけられ、世界のあちこちで心の闇が倒されていく。 セネルたちも勢いに乗り、人の恐怖を得られなくなって弱体化したシュヴァルツを撃破。 喜ぶ一行だが、消えつつあるグリューネの姿を見て愕然とする。自分はシュヴァルツと同一の存在だから、 彼女が消えた今、ここに留まることはできないと淡々と告げるグリューネ。 ノーマやジェイはこんなのは嫌だ、となおも食い下がる。 「グー姉さんはそれでいいの?グー姉さんの気持ちはどうなの?」 その言葉にグリューネは振り向き、仲間の一人一人にありがとうを言っていく。 それは時の紡ぎ手としてではなく、いつものほんわかグー姉さんだった。 子供が親から巣立つように、人も神から巣立たなくてはならない。 だからせめて、まだ未熟なこの星のために贈り物をしたいと告げる。 グリューネが記憶を失いながらも生み出し、旅の途中、各地に植えた種から精霊が生まれる。 これからは彼らがこの星を守ってくれるだろう。 それを見届けたグリューネはいつものように優しく微笑み、空へと帰って行った。 ――この世界に降り立って、本当に良かった…… 出会えたのが皆で、本当に良かった…… わたくしは消えてしまうけど、皆と過ごした時間は決して消えないから…… 皆の中に……お姉さんはいつも居るから…… 皆、思い出をありがとう……、笑顔を、ありがとう……未来は……皆のものよ…… ――いってらっしゃい―― FIN
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テイルズオブレジェンディア 18-199・336~337, 要約スレ1-441~442, 18-400・410, 22-168~171・175・243~250 199 テイルズオブレジェンディア sage2005/09/04(日)05 19 04ID Yj0fh1ZX TOLは章ごとに書くことになると思うから、分担して出来るかも分からんね。 まずはプロローグまでの背景だけ。 かつて世界の全ては海だった。 原住民――のちに 水の民 と呼ばれる人々は、滄我、すなわち海の意思を何よりも尊重し、その意思のままに行動していた。 そして滄我を声を聴くことのできる者をメルネスと敬していた。 ある時、星の彼方から一隻の巨大な船がこの世界に降り、それに同船していた人――のちに 陸の民 と呼ばれる人々は海を埋め立て陸を作り、我が物顔で世界に住みついた。 反旗を翻したメルネスは陸の民を排除しようと試みるが失敗に終わり、ついには住家を追い立てられることとなる。 ――それから数千年の月日が流れた。 主人公セネル・クーリッジはクルザンド王統国独立師団の兵士でヴァーツラフ・ボラドの部下だった。 当時12歳だったセネルだが、それ相応の実績をもち、メルネスの末裔ことシャーリィ・フェンネスの誘拐に任務をまかされ、1人水の民の隠れ里に潜伏していた。 しかし、里に住むステラ・テルメスと恋に落ち、そして使命を忘れ、里に暮らすようになる。 里に暮らすようになって数年が経過した頃、セネルが里の外に出たところをかつての兵士たちに見つけられ、そして軍を率いて里が襲われた。 セネルの過去を知っているステラは決してセネルを責めずに、自分が囮になっている間、妹のシャーリィを連れて逃げるように頼む。 セネルはシャーリィを連れて逃げ出し、守れなかったステラの分だけシャーリィを守り続けることを決意する。 ここから本編 セネルとシャーリィは兄妹を装い、ヴァーツラフ軍や他の勢力から逃げる生活を続けていた。 ある日、再び危機が迫っていることを感じ取ったセネルは、海水や潮風が苦手なシャーリィだが、海に連れ出すことを決める。 船は嵐や津波にさいなまれ漂流し、海の上をさまよっていた。 進路閉ざされたその時、目の前に一筋の光の柱が現れ、それはまるで二人を導くかのように遺跡船への道を示した――。 336 レジェンディア◇l1l6Ur354A sage2005/09/14(水)09 47 38ID Qzayzgrw 遺跡船にたどり着く主人公セネルと義妹シャーリー 伝承にある輝く人「メルネス」とわかり盗賊モーゼスに妹攫われる 保安官ウィルと騎士クロエと盗賊退治に行くが赤い鎧の帝国が襲撃 妹は黒い翼の男に攫われ追いかける。盗掘屋のノーマ加入 妹を助けたら用なしとばかりに2人で旅立つセネルだが帝国にやられる。 シャーリーは本当に遺跡船起動のキーであるメルネスだった。 ウィルとクロエは帝国の動きを探ろうと情報屋ジェイと接触しようとする 手がかりがないセネルとノーマは2人の後をつける(自分勝手なので省かれた 色々あってジェイの協力を取り付けシャーリー奪還作戦を行うが そこにモーゼス率いる盗賊団がお礼参りにあらわれ混戦になる。 結局作戦は失敗に終わる。遺跡戦にはシャーリーの姉ステラが取り込まれていた メルネスを崇める水の民が現れ協力体制に、遺跡船の住民は神聖王国軍だった 全面戦争になるが兵器ソウガ砲が発射されてしまう。2射目はステラが命がけで止めた 帝国は倒したがステラ死亡。 シャーリー>セネルが好き。セネルとステラは相思相愛 337 レジェンディア◇l1l6Ur354A sage2005/09/14(水)10 03 34ID Qzayzgrw シャーリーはメルネスとして水の民と共に暮らすことになる セネルはステラの墓の前でダメダメ男になっていた。 黒い翼の男ことメルネス親衛隊長と一緒に帝国残党狩りに出発したところ罠にかかる 一方、メルネス覚醒の儀式を行うシャーリーの前に神聖王国の一部将校が襲撃 親友を殺されたシャーリーはメルネスとして覚醒する。 海の意思ソウガと同化し陸の民抹殺を宣言するシャーリー。水の民パワーアップ 一方、セネルたちは爪術が一切使用不能となり撤退する。 困った所に全員の頭にテレパシーが届き地下世界にいけるようになる。 そこで過去の映像を見る。空から異星人襲来>遺跡船起動、陸地の半分消滅 地下世界に存在する穏やかな海の意思「静のソウガ」の力を借りてメルネスの玉座へ セネルの言葉に思いとどまろうとするシャーリーだが セネルが帝国からメルネス捕縛の任を受けていた兵士であった事実が明らかになってしまう しかも姉は全てを知っていたことを知りシャーリーぶち切れ さらに異星人は水の民ではなく陸の民の方で遺跡船は現地住民の命を使いテラフォーミング つまり陸地生成を行っていたことが明らかに(だから海の意思猛りのソウガが怒っていた もう一回説得に向かう。親衛隊長はメルネスを守るセネルに役目を取られたと嫉妬していただけ 色々あって説得成功。実体化したソウガもぶちのめす セネルとシャーリーも仲直りできた。良かったね。本編終わり 441名無しさん@お腹いっぱい。sage2005/09/14(水) 07 13 37 ID 3DByGPFb なんかやたらと評判の良い、テイルズオブレジェンディアのキャラクタークエストの ウィル編とノーマ編をお願いします。 442名無しさん@お腹いっぱい。sage2005/09/14(水) 10 13 04 ID 5HwWteXC 441 <ノーマ編> 師匠の師匠であるザマラン(目見えない)にそんな物あるはずないと馬鹿にされながらも エバーライト(願いを叶える宝石)探索を続けるノーマだが、いくら遺跡を巡っても空振りな上 油断していたところをトラップにひっかかった事からもう続けても無駄なのではと自身をなくす。 そこをザマランにやっぱり無駄だったじゃないかと言われ、ムキになって (おそらくそうなると分かってわざと煽ってる)最後の探索候補の遺跡に向かう。 その後実体化した心の闇と戦ったりしつつ、遺跡の隠し部屋でエバーライトと師匠の遺言を発見。 ザマランをその部屋に連れて行きエバーライトの力で目を治す。 ザマランが目を開けると、部屋の壁に師匠と(後から書き足した)ノーマの勝利宣言がありましたとさ。 微妙に長くなったな…いっそ「宝石見つけた」の一言で済ませたほうがよかったか。 てなわけで<ウィル編>は大幅短縮してみる。 ウィルが新しく発見した花につけたという名前は今は亡き妻と共に考えた娘の名前と同じだった。 400 テイルズオブレジェンディア 1章◆l1l6Ur354Asage2005/09/18(日) 15 39 06 ID mlVuQIkI 爪術(そうじゅつ)と呼ばれる特殊な技を使いこなす主人公セネルは妹シャーリィと小船で海上にいた 船上で謎の魔物に襲われるセネル。何とか撃退したが 大きな光の柱を上げている島が急に目の前に現れて、船は翻弄され2人気を失った 場面は変わり、先ほどの謎の魔物を操っていた謎の黒い翼の男が映り「ついに来たか・・・」と話す 海岸で意識を取り戻したセネル。海水が苦手なシャーリィは弱っていた。其処に現れたウィルに川か湖はないかと聞く 湖の場所を教えたウィルは湖の底に沈んでいるシャーリィの髪が輝くのを見た 其処へ謎の黒い翼の男が飛んで現れシャーリィを連れ去ろうとするが、セネルと2人が睨み合ってる隙に赤髪の男が現れ 此れが噂のメルネスかと叫びシャーリィを攫って行く。謎の黒い翼の男も飛んで後を追う ウィルに因ると此処は遺跡船と言い、煌髪人呼ばれる人達の元創王国と言う古代文明の栄えた場所であり 先ほどの赤髪の男は島でも有名な山賊モーゼスと言う奴だと教えられる 街へ付いた2人。山賊のアジトを教えろと言うセネルだったが、ウィルは少し用事があるので噴水広場で待つよう言い去っていく 噴水広場に着くと変な子供にはめられ、フェロモン・ボンバーズと呼ばれる連中に絡まれる セネルは騒動を起こした犯人とみなされウィルによって捕らえられる ミュゼットさんと言うおばさんの口添えで何とか釈放されウィルと2人でシャーリィを助けに行く事になる 途中騎士クロエと合流しモーゼスを懲らしめることが出来た一行だったが、其処へ謎の赤い鎧の軍団が襲撃 その隙にシャーリィは黒い翼の男に攫われ追いかける。水晶の森という場所でトレジャーハンターのノーマも加わる 秘密の地下通路で追いついた一行、その時地震が起こり柱が崩れシャーリィの上に 庇う黒い翼の男、傷を負った男はひとまず預けると言い去っていく 来た道はふさがれて閉まったので先に進む一行、そこでラッコのような容姿をしたモフモフ族と出会う 魔物に襲われながらも何とか外に出られ皆で喜んでいる隙にシャーリィを連れて2人で旅立つセネル その先には赤い鎧の軍団が待ち伏せており、なすすべも無くやられシャーリィは奪われセネルは崖から突き落とされる 410 テイルズオブレジェンディア 2章◆l1l6Ur354Asage2005/09/19(月) 14 12 17 ID vaXNBwbU 落ちて行ったセネルの体は光に包まれゆっくりと地面に降りていった その場所で出会ったハリエットという少女を連れて灯台の街へ向かったセネル 取り合えずウィルの家へ向かった所、ウィルの姿を見てハリエットは何処かへ行ってしまった 赤い鎧の軍団はクロエの祖国と戦争状態にもあるクルザンド王国の第3王子ヴァーツラフの軍だと解る シャーリィを助ける算段を相談しているウィルとクロエ、俺も一緒にと言うセネルだったが 2人に冷たくあしらわれ、同行を拒否されてしまう しかし自分の探しているお宝に似ているシャーリィのブローチを報酬にと言う条件でノーマと行動を共にするセネル ノーマによると2人は情報を求める為不可視のジェイと言う情報屋に連絡を取ったらしい 町の人に行方を聞くと2人は内海港へ向かったと言う。内海港で隠れて2人の様子を伺っていたセネルとノーマだったが クロエとウィルに近寄り誰かに伝言を頼まれたという少年を見てはセネルは驚いた。以前はめられた例の少年だったのだ 少年は船を持っていて自分は操縦出来ると言い、ウィルやクロエを乗せて去っていった 2人の行き先は内海港の対岸だと知った2人だったが。船を如何しようと悩んでる2人に港の人が船を貸してあげると言って来る ウィル達の乗った船になんとか追いついたセネル達だったが、少年に煽られ船で速さ勝負をしていると船が故障してしまう 船を修理してなんとか動かせるようにしていた時船室からハリエットが現れた この船はハリエットが金を出し、港の人にセネル達に貸すよう言わせたものだった 対岸に到着し辺りを彷徨っていた3人だったが以前会ったモフモフ族の兄弟と出会い、近くにあるという村へ向かうことに その頃シャーリィは檻の中で自分と同じ水の民であるフェニモールと言う少女に出会った 彼女の家族や仲間は陸の民に皆殺しにされたと言い、陸の民を憎んでいた シャーリィがずっと陸の民と一緒に暮らし、兄と慕っている事を知り怒るフェニモール 村でウィルたちに追いついたセネル。そこで少年は自分が不可視のジェイだと名乗った 又ハリエットはウィルの実の娘だと言うことが判明する。ウィルは国外追放のみであり母親はウィルがいない間にもう亡くなってしまったのだと ウィルを責めるハリエット、あなたなんか父親じゃないと言い去っていく。取り合えずモフモフ族に面倒を頼むことに ハリエットを守ってくれた礼と言うことで同行を許されるセネル モフモフ族の口添えもありジェイがシャーリィ救出の作戦を考える 護送されているシャーリィ助け出す為の作戦を決行しようとしていた所モーゼス達が現れ先に攻撃を仕掛けていった 作戦に邪魔は入ったが何とか予定通り毛細水道の中にシャーリィを逃がすことに成功した一行だったが フェニモールがこちらに来ることと拒んでる隙に敵の幹部トリプルカイツの一人メラニィによって水に流され分断されてしまう メラニィたちに追われていたシャーリィだったが、其処に黒い翼の男が現れ先の隠し部屋に隠れるように言う 後から深い傷を負いながら現れた男はワルターと名乗り、シャーリィこそ何千年も水の民が待ち望んでいたメルネスであり 自分はメルネスを守る為にいるのだと言った。その時敵の足音が聞こえてきた 何とかシャーリィの居場所が解り向かった一行だったが其処にシャーリィの姿は無かった フェニモールと自分達を助ける為傷ついたワルターを助ける為囮になったのだ ワルターの傷を癒し、自分達を助けるセネルに「何故こんな事をするの?」と聞くフェニモール 「シャーリィがきっとそれを望んでいるから」と答えるセネル。それを聞き陸の民は未だ嫌いだがあなた達は信じられるかもと言うフェニモール 傷が癒えるとワルターはフェニモールと連れ何処かへ飛び去っていった ヴァーツラフが気に入らないと言う理由でモーゼスも仲間となり一緒に後を追っていくのだった 168 テイルズオブレジェンディア sage 2006/04/02(日)23 34 43ID FBaPYq9d 上の 156は偽者ですよ ではモーゼスが仲間になったところから。 ※メルネスとは→海と意思を通わせることができる巫女っぽい人。特別な存在。 滄我→海の意思っぽいもの。 水の民→シャーリィを始めとした、水の中でも生活できる人たち 陸の民→セネルたち一般ピープル 爪術→滄我の恩恵を受けて発動する力。 大沈下→大津波を起こして陸地を沈めるという災害 陸の民と水の民の仲は険悪です。 第三章 運命の再会 シャーリィを助けに行くため、ジェイの力を借りて雪花の遺跡へ向かうセネルたち。 そのころシャーリィは、遺跡の中で意外な人物との再会をしていた。 なんとか敵の目を盗んで遺跡に侵入したセネル達は、ある部屋に到達した。 そこでは水の中で女性が囚われていた。シャーリィは彼女を(姉)と呼び、セネルは(ステラ)と叫んだ。 セネルたちはヴァーツラフに戦いを挑むも返り討ちにあい、さらに、シャーリィに遺跡船に眠る兵器の封印を解かせるための人質にされる。 が、シャーリィが封印を解いたのと同時に殺されかける。その瞬間セネルを光(テルクエスと言います。羽の形をしています。)が包み、 彼と仲間たちを出口へと導いた。逃げるセネル達をトリプルカイツが追いかける。 その時、烈斬のスティングルがクロエの探していた男だと判明する。 セネル達を危機一髪助けたのは、水の民をまとめていたマウリッツだった。 第四章 動乱の大地 マウリッツはウィル・・もといウィルの後ろ盾である源聖レクサリア皇国との同盟話を持ちかける。 水の民はメルネス―シャーリィ―を助けるため。レクサリアはヴァーツラフに兵器を使用させないため。同盟は結ばれ、戦いは始まった。 途中で仲間になったジェイを伴い、ヴァーツラフの元へ向かうセネル。だが、時は遅く、 水の民(シャーリィとステラ)の命をエネルギーとして発射される滄我砲は撃たれてしまった。 ヴァーツラフの祖国、クルザンド王統国が現在戦争を続けている、ガドリア(クロエの祖国)にそびえる山を一瞬で消し去り、その威力を見せ付けた。 ヴァーツラフの元へたどり着くセネル。そこで、ステラが遺跡船の動力源として使用されていたこと。セネルを度々助けた光が、ステラの意思によるものであることが分かる。 ヴァーツラフを倒すも、二度目の発射がされてしまう滄我砲。 その瞬間、発射された砲弾を包み込むかのように発せられるステラのテルクエス。 砲弾は海に叩きつけられ、クロエの祖国は守られた。だがその代償として、ステラの命は失われた。 169 テイルズオブレジェンディア sage 2006/04/02(日)23 37 52ID FBaPYq9d 第5章 覚醒 一時の平和が訪れた遺跡船。セネルはステラの死をひきずっていた。シャーリィはメルネスとしての使命を果たしたいと、水の民の里へ去っていった。 水の民の里では、シャーリィがメルネスとして完全に覚醒するための儀式の準備が進んでいた。 シャーリィがメルネスとして完全に覚醒するため、彼女が思いを寄せるセネル殺害をワルターに命じるマウリッツ。 祭壇で覚醒の儀式が行われている時現れたのは、ガドリアの兵士たちだった。 滄我砲により、危うく国を滅ぼされかけた彼らは、水の民に対する恐怖心を増大させていた。 女子供も容赦なく斬り捨てる兵士たち。シャーリィを庇う様に立ちふさがったのは、 彼女の初めての友人となったフェニモールだった。 兵士に斬られたフェニモールを抱きかかえ泣き叫ぶシャーリィを助けるものはいなかった。 それどころかマウリッツは、フェニモールの死がシャーリィをメルネスとして覚醒するきっかけになると考え、わざと事態を放置する。 セネル達が祭壇に辿り着いた時、そこには金色だった髪の毛が青く光り輝くシャーリィの姿があった。 海の意思、それは陸の民を滅ぼすことであった。 メルネスとなったシャーリィはセネル達から爪術を奪い、殺そうとする。 が、突然吹雪が吹き荒れ、セネル達は姿を消した。 大沈下を起こし、陸の民を消滅させるための装置、光跡翼を発動させるため、シャーリイ達水の民は蜃気楼の宮殿へと向かった。 セネル達を助けた爪術ではない力を認識できたのは、ヴァーツラフと戦う前に訪れた洞窟で出会った 記憶喪失の女性、グリューネだけであった。その吹雪の力は、グリューネを主(あるじ)とよび、 種を残して消えていった。 170 テイルズオブレジェンディア sage 2006/04/02(日)23 38 57ID FBaPYq9d 第六章 打ち捨てられた地で セネルたちが街へ戻ると、灯台に地下へと続く通路が現れていた。 陸の民と水の民の遺恨と真実を知るために、何かに呼ばれるように地下へと向かうセネルたち。 そこには穏やかな海と陸地が存在する場所が存在した。そこでは、シャーリィ(というか滄我)に奪われたはずの爪術が使用できた。そこで、陸の民と水の民の古くから続く争いの歴史を何者かに見せられる。 ジェイが導き出した答えは(この場所には地上に存在する滄我とは別の、もう一つの滄我が存在する)というものであった。 それに呼応するかのように輝きだす海。セネルたちがそれぞれの意思表示をすると同時に、 それぞれの爪が強い光を発した。新たな力の存在を感じる仲間達。 だが、ただ一人爪が光を発しない者がいた。それはセネルだった。 戸惑うメンバーを尻目に、悲嘆にくれるセネルと彼を叱咤するクロエ。セネルはクロエに自分の過去を打ち明ける。 それは、彼が昔ヴァーツラフの軍に所属していたこと、シャーリィの故郷が滅ぼされたのは、 スパイとして送り込まれたセネルが原因だったこと。思いの丈を打ち明けたその瞬間、 セネルの爪が強い光を発した。 171 テイルズオブレジェンディア sage 2006/04/02(日)23 40 32ID FBaPYq9d 第七章 輝ける青 蜃気楼の宮殿で光跡翼発動の準備を進める水の民。だが、光跡翼は一向に発動しない。 マウリッツは、シャーリィが滄我との同調を拒んでいるのが原因だと考える。 その原因はやはりセネルに対する想いだと気付いた彼は、セネル達がシャーリィの元へ辿り着いた時を狙い、 セネルの過去を、捕虜にしていたヴァーツラフ軍の残党に喋らせる。 シャーリィの悲しみと共に発動する光跡翼。彼女は光跡翼へと姿を消した。 後を追うセネル。メルネスの護衛を使命とするワルターと退け、シャーリィの元へ辿り着くセネル。 傷だらけになりながらセネルはシャーリィの側へ立った。そして、彼女を抱きしめ、 ただ一言「信じている」と伝えた。セネルを抱きしめ返すシャーリィ。 滄我との意識の分離をしたシャーリィの後ろに立っていたのはマウリッツであった。 シャーリィがやらないのなら、自分がやると、滄我と意識を同調させるマウリッツ。 だが、彼には滄我の意識を支えきれなかった。 暴走するマウリッツをなんとか止めたセネルたちの目の前には、穏やかな海が広がっていた。 力を使いすぎ、意識を失ったセネルは足を踏み外し海へと落下した。 海に吸い込まれていくセネルの目に映ったのは、シャーリィの姿だった。抱き合う二人を中心に輝きだす海。 地上へ泳いでいくセネルと手をつなぎながら、彼を信じている、とシャーリィは呟いた。 メインストーリー終了。 キャラクタークエストは次回書きます。 175 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/04/03(月)05 41 38ID /X6E66hu レジェンディアの人乙 なんか、レジェンディアスレ見てると、キャラクエをクリア後のオマケと思っている人が多いみたいね 内容的には本編と同じくらい、第二部と思ってもらっていいボリュームなんだけれど あまりストーリーと関係ない設定部分について補完してみる (キャラクエや、その他の項目で説明しようとしてたならゴメン) ・烈斬のスティングルと、クロエ(第三章~第四章) ガドリア国の騎士の家に生まれたクロエ 烈斬のスティングルを、両親の仇として追っている 第四章で対決しクロエが勝つが、やる事があるとスティングルは逃げ去った ・フェニモール(第三章~第五章) ヴァーツラフに捕まっておりシャーリィと牢でであった少女 (ヴァーツラフ軍は水の民を人間と見ておらず人体実験してたりする) メルネスの役割を果たさず、憎むべき陸の民と一緒にいるシャーリィを罵っていたが、 セネル達を見ているうちに、陸の民にも良い奴がいると態度を改め、シャーリィの友達にもなった 海の民は二つ名を持つ、フェニモールはシャーリィにそれを教える、その意味は希望 しかし・・・ ・争いの歴史(第六章) 遥か昔、戦争によって故郷を追われた民がいた 彼らは新たな地を見つけるが、そこにいた先住民と争いを始める 故郷とは宇宙のどっかの星、脱出に使った宇宙船は今は古代船と呼ばれる 陸の民と呼ばれた侵略者は、自分達が住みやすいように、 水の民の命を使って陸地を作る光跡翼を開発、争いの歴史が始まる これに対し先住民である水の民は、同族の命を吸ってエネルギーに変える兵器を逆に使い、 陸地を水没させようとするも、全てを沈没させることは適わず、後のメルネスに託したのだった ・ステラとセネルとシャーリィ 孤児だったセネルは、ヴァーツラフ軍で暗殺者として育てられる 初めての任務メルネス暗殺に出向くも、そこでの穏やかな暮らしに任務を忘れる ステラとは仲がよく、水舞の儀式をいつかしてねとも言われている (海で女性を男性が追いかける儀式、早い話がプロポーズ、祝福された二人を中心に海が輝くという) ある日シャーリィが病気になり、救うために外の世界に出る ところがヴァーツラフ軍は、諦めていなかった これが原因で村は襲われ、ステラは逃がすために残る(セネルがスパイとも知っていたが妹を任せた) それからの逃亡の日々、怯えるシャーリィにセネルは家族として接し、お兄ちゃんとも呼ばれるようになる セネルに淡い恋心を持つシャーリィだが、セネルが想っているのは姉のステラ 五章においてフェニモールの後押しもありセネルにその心を伝えようとするが、 セネルはそれを遮って、死んだ姉と共に生きることを宣言してしまうわけで・・・ ・四章と五章の間 時間経過がある二つの間には、声付きの曲が流れたりして、 てっきり本編のエンディングだと、当初は思ったもんだ 174 少なくともココまでは悪くないよ、よく言われるのはキャラクエから ・・・キャラ的には 演出的には、物凄いツンデレや六章からクロエをヒロインとして見てしまう気持ちが強いわけで・・・ せめてシャーリィとの回想とかあれば、まだヒロインと認識できた物を、ステラとの回想メインだし レジェンディアは、なまじ特徴的で魅力的な女性キャラが多いだけになぁ 243 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/04/12(水)17 21 14ID YWKfjL0p TOLキャラクエ。 168で投下予告出てたけど、自分も丁度書いてたので落としていきます。 【序奏】 無事シャーリィを取り戻し、保安官として灯台の町で生活するセネル。ある日シャーリィと出かけた先で、 凶暴化+一度死んでも復活する魔物に遭遇。嫌な予感をおぼえつつ、そのことをウィルに報告する。 同じころ、大陸に戻っていたクロエが遺跡船に再びやってくる。道中、どう見ても怪しい男とすれ違ったり 魔物に襲われていた父娘を助けたりする。父オルコットは薬剤師ながら剣の達人。娘エルザはクロエを姉のように慕うようになる。 以前の顔ぶれにシャーリィを加え、町の裏の滝に向かった一行は黒い霧から見たことのない魔物が生まれるのを見る。 グリューネは黒い霧を知っているらしいが、いまだ記憶は戻らない。 【ウィル編 約束の花】 自分を恨む娘との関係に悩むウィルのもとに、一人の赤ん坊が預けられる。その両親が心中するつもりだと知った一行は 若夫婦を追う。「夫婦は一緒にいるだけで幸せだ」夫婦を説得するウィルの優しさを目の当たりにしたハリエットは、 仲直りのきっかけに珍しい魔物を捕まえに行くが、魔物から彼女を庇ってシャーリィが負傷。 ウィルのための行動を頭ごなしにに叱られたハリエットは、以前にも増して頑なになってしまう。 「あいつはハティのことが嫌いなんだ!あんな奴知らない、ハティに父親なんていない!」 再び娘と疎遠になってしまったウィルは、妻とよく過ごした花畑に向かい、花が枯れつつあることを知る。 一方ハリエットは、ウィル宅の一室が自分のための子供部屋になっていることを知り、父の本心に気付く。 自分たちはすれ違っているだけなのだと。 花が枯れた原因である水の異常を探るべく、毛細水道へ向かったウィルたちの前に、黒い霧に冒され腐った水と、 霧に包まれた謎の人物が立ちふさがる。絶望に身を委ねよ、という誘惑に屈しかけるウィルだが、 妻との約束を果たすという信念を胸にこれを振り払い、自分の心の闇と戦闘。これを撃破。 ウィル夫妻が過ごした花畑で、ウィルとハリエットが寄り添い、ハリエットの母アメリアのことを語り合ううちに 花畑の花が輝きだした。この花の名前は何?と尋ねるハリエットに、ウィルは聞いて泣くなよ、と答える。 この花は昔、ウィル夫妻が見つけ、名づけた花だった。 ――もし、私がいなくなっても先生はこの花を守ってください。約束してください。 ――ねえ、先生。花の名前……考えてきた? せーの、で一緒に言お? ハリエット。 夫婦が守ろうとした花と、愛する娘の名前は同じだった。それを知って泣き出すハリエット。 和解した親子がウィルの家に着いたとき、ハリエット一人が家の中に駆け込む。すぐにドアが開き…… 「お帰りなさい。パパ」 244 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/04/12(水)17 22 13ID YWKfjL0p 【ノーマ編 夢の行方】 ノーマは今も、願いをかなえる秘宝エバーライトを探していた。 喧嘩ばかりする家族に愛想を尽かし、家出した彼女を拾ってくれたのは彼女の「ししょ~」だった。 赤の他人の自分に爪術の素養を見出し、上級学校にまで通わせてくれた。なにより底抜けに明るく前向きな師匠の姿に、 荒れていたノーマの心も癒されていた。だから彼が探し続けたエバーライトを見つけたいと思うようになった。 行方不明になった師匠スヴェンの墓の前で、エバーライト発見を誓う彼女の前に、スヴェンの師匠ザマランが現れ エバーライトなど存在しないと切り捨てる。 ムキになったノーマは人食い遺跡へ向かうが、トラップにかかっただけだった。 気を取り直し、氷のモニュメントに向かうノーマだったがトラップ解除に失敗し負傷。毒に冒され瀕死の重傷を負う。 オルコットの薬で一命を取り留めたものの、心身ともに疲れ果てたノーマはエバーライト探索をやめたいと言い出す。 ノーマの部屋から見つかったきわめて正確な古刻語の解読ノートを突きつけられても、自嘲するだけだった。 古刻語ならシャーリィに解読してもらえばすぐにわかるけど、もし絶望的な結果だったらと思うと怖くて聞けなかった、と。 ししょ~はもういない。一人で信じることに疲れた、と愚痴るノーマだったが、 「スヴェンは決して諦めない男じゃった。お前はあいつの何を受け継いだ」 とザマランに揶揄され、根が単純なノーマはムキになったついでにやる気を取り戻す。 彼も昔はスヴェンやノーマのようだった。研究中の事故で失明してから臆病になっていたのだと、ザマランは笑った。 いまだ体力の戻らない体を引きずって水晶の森へ向かうノーマ。まだ多少の不安はあるものの もしここにエバーライトがなくても、また俺たちと探せばいいじゃないか、とセネルに勇気付けられる。 隠し通路の先で、ノーマの体から黒い霧が立ちのぼる。彼女の絶望を増大させていたのは霧の仕業だった。 もう迷わない。ノーマは自分の心の闇を撃破。エバーライトの鎮座する最深部で、壁と床に刻まれた古刻語を発見する。 「ノーマ、胸を張れ! 前を見ろ!」 ししょ~はここに来たんだ、と彼女の目から涙がこぼれる。 水晶の森の最深部にザマランがつれて来られ、ノーマはエバーライトに祈った。ザマランの視力が戻るようにと。 光の戻った彼の目に、壁に刻まれた文字が目に入る。スヴェンが残したものだった。 「エバーライトはここにあり! ザマミロ師匠!」 どうだざまみろ、とスヴェンの弟子が誇らしげに笑っていた。 245 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/04/12(水)17 23 02ID YWKfjL0p 【間奏】 灯台の町にテューラという少女が訪ねてくる。 フェニモールと瓜二つの彼女は、陸の民と親しげにしているシャーリィを罵り、去っていった。 (シャーリィは水の民の代表として親善大使の役割を与えられており、灯台の町で水の民との連絡役をしている。 灯台の町には源聖レクサリア皇国の聖皇がおり、その家に住まわせてもらっている模様) その後水の民の長マウリッツに招かれ、水の民の里を訪れる一行。 滄我は陸の民を受け入れようとしている。水の民はその意思に従って陸の民と共存するつもりだとマウリッツは語った。 と、いきなりテューラが乱入し、陸の民を散々に罵り、シャーリィを裏切り者と言い、 自分がメルネスだったら陸の民なんか皆殺しにしてやると言い捨てて走り去っていく。怒りをあらわにする仲間を止めて シャーリィはテューラを追った。途中フェニモールの墓の前で、シャーリィは改めて共存の難しさをかみ締めるが、 フェニモールだって陸の民を受け入れてくれた、と考え気を取り直す。 テューラが魔物に襲われているのを発見し、撃破する一行だが。テューラの負の感情は消えなかった。 魔物への恐怖と、陸の民への憎しみから黒い霧に取り込まれる彼女に駆け寄り、怖がらないで、と抱きしめるシャーリィ。 テューラも落ち着きを取り戻し、一件落着。 今はあなたを許すことはできない、あなたという人を見極める時間が欲しいと照れたように言うテューラに、 シャーリィは今はそれでいい、ありがとう、と微笑むのだった。 陸の民と灯台の町へ帰って行くシャーリィを見、彼女は新しい時代のメルネスかもしれない、と言うマウリッツ。 そうかもしれませんね。テューラもつぶやいた。 246 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/04/12(水)17 23 31ID YWKfjL0p 【クロエ編 帰りたい場所】 家族が殺害されたときの悪夢から目を覚ましたクロエの元に、エルザが駆け込んできた。 父オルコットが薬草を取りに行ったきり戻らない、と慌てる彼女をなだめて仲間に収集をかける。 しかし、エルザは一人で父の後を追う。行き先はヴァーツラフ軍の隠し砦だった。 病弱なエルザを案じ、町に戻るよう諭すクロエだが父が心配だというエルザに押し切られ、彼女とともに砦の奥へ。 オルコットは建物の奥を勝手知ったる様子で、何かを探していた。ふとしたことで彼の腕に刺青を発見し、愕然とするクロエ。 尊敬するに値する人物であり、自分を慕ってくれるエルザの父である彼が敵だったことに悩む彼女だったが、 エルザが体調を崩したことを知り、オルコットと手分けして薬の材料を探すことになる。 忘れようと努力するが、彼女の負の感情はすでに黒い霧に蝕まれつつあった。 病弱な娘を救うためにクロエの両親を害したスティングル=オルコットの残した手紙を読み、 改めて憎悪を滾らせるクロエ。仲間の制止や、エルザへの思いやりもかなぐり捨てて彼を討つ決意をする。 それに気付いたセネルは彼女を止めようとし、戦闘の末に彼女を抑える。 しかし隙を突いたクロエの剣がセネルの体を貫き、倒れた彼を尻目にクロエは去っていった。 一命を取り留めたセネルと一行はクロエを追う。迷いの森では、オルコットとクロエが対峙していた。 黒い霧に包まれたクロエの戦闘力はすさまじく、オルコットはあっという間に追い詰められる。 そのときエルザが間に入り、お父さんを殺さないで、と剣に手を伸ばす。 「剣を取るなら、お前でも容赦はしない」冷たく言い放ったクロエだが、それがかつてスティングルに言われたことだと 気付き愕然とする。今オルコットを殺せば、エルザは自分と同じように悲しみ、自分と同じ憎しみに苦しむのだ。 葛藤の末に自分を取り戻し、黒い霧から生まれた心の闇を撃破する。 黒い霧は、かつての自分の姿だった。両親を殺され、家を取り潰され、何もできなかった自分そのものだった。 オルコット親子と仲間がが町に帰った後、残ったクロエはセネルに今の自分はここにいるべきなのかと心中を打ち明ける。 雨の降り始める中どうしていいのかわからず、セネルの背中にもたれかかり静かに涙を流すクロエ。 「あの時と同じ、でも、雨でよかった……」 灯台の町に戻ったクロエは、遺跡船を出て行くつもりだと皆に打ち明けた。仲間は止めようとするが、彼女の決意は固い。 シャーリィが歩み出て彼女の頬を叩く。今出て行っても辛いだけだ、気持ちに整理がつくまでここにいるべきだという 言葉にクロエの心は動かされ、しばらくここにいようと考えるのだった。 これからもよろしく頼む。そう言った彼女の心は晴れやかだった。 247 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/04/12(水)17 24 04ID YWKfjL0p 【モーゼス編 決意の咆哮】 仲間との待ち合わせ場所で二人きりになったシャーリィとクロエは、ぎこちなく話し始める。 クロエは自分を思いとどまらせてくれたシャーリィに感謝し、シャーリィはセネルと対等のクロエが羨ましかったと打ち明けた。 セネルを挟んでぎこちない仲だった二人に友情が生まれた瞬間だった。 灯台の町では、住人が魔物に襲われる事件が多発しており、モーゼスの相棒のギートにその疑いがかかる。 普段臆病なギートだが、もともとは凶暴なグランドガルフである。その上、魔獣使いの連れている魔獣は必ず野生化する。 野生化した魔獣と魔獣使いは殺し合い、どちらかが死ぬ決まりだった。 ともかくギートの疑いを晴らすべくモーゼスたちは魔物退治に出かける。しかしそこで倒した魔物は襲撃の犯人ではなく、 襲撃事件は増える一方だった。再び別の魔物の本拠地に乗り込んだ先で、魔物を率いていたのは紛れもなくギートだった。 逃走したギートが、かつてモーゼスと共に過ごした場所である山賊のアジトにいると知り、決着をつけに行くモーゼス。 モーゼスの部屋では、狂犬ギートとギートから噴出した黒い霧から生まれたダークモーゼスがいた。 「こんなときでもワイのことを思ってくれとるんじゃのう」少し嬉しそうなモーゼスだった。 霧から解放され、もとの大人しいグランドガルフに戻ったギート。しかしいつか野生化し、殺しあうのかとモーゼスは悩む。 そんな彼に、仲間たちはギートが灯台の地下、「静の大地」で暮らせばいいと提案するのだった。 別れのときモーゼスはギートのたてがみをひと房切り取り、自分の髪の毛で作ったお守りをギートに預ける。 「寂しかったらワイのことを思い出せ! 辛かったらワイのことを思い出せ! 命ある限りギートはワイの家族じゃ!」 振り向かずに歩いていくモーゼスの後ろで、ギートが主人の言葉に応えるかのように吼えていた。 248 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/04/12(水)17 24 52ID YWKfjL0p 【ジェイ編 守るもの、守られるもの】 仲良くピクニックする一行の中で、いまだにどこか馴染めないでいるジェイ。 キュッポ、ピッポ、ポッポのモフモフ三兄弟に促されても、仲間の輪に入ることを躊躇うのだった。 星祭――葉っぱに願いごとを書いて川に流すと願いがかなう。(うろ覚え)にも参加せず、立ち去ってしまう。 ジェイは孤児で、ソロンという忍者に拾われて育てられた。優しさのかけらもない育て方、虐待に近い訓練を受けて 忍者としての確かな力を身につけたのだった。遺跡船での任務中、危機に陥ったソロンはジェイを囮にして逃走。 取り残されたジェイはモフモフ三兄弟に助けられ、それ以来家族として暮らしてきたのだった。 仲間たちに馴染むことができないのは、忍者という汚れ役として働いていたことが負い目となっているから。 そんな時、遺跡船に忍者が潜入したという知らせが届き、ジェイはソロンと再会し動揺するのだった。 ジェイは忍者の本拠地を襲撃することを提案し、皆はそれに賛同する。しかしそれはモフモフ族を人質に取られた ジェイが苦しんだ末に仕掛けた罠だった。雪花の遺跡の最深部でシャーリィはジェイに連れ去られてしまう。 蜃気楼の宮殿のソロンのもとへシャーリィを連れて行き、約束どおりモフモフ族に危害を加えないで欲しいと 懇願するジェイだったが、ソロンはそれを一蹴する。殴られたジェイの懐から星祭の葉が落ち、 ソロンは嘲笑いながらそれをシャーリィに見せ付けた。葉っぱには家族が欲しいと書いてあった。 「家族を欲しいと思って何が可笑しいんだ、何が可笑しいんだよ!」 泣きながら抗議するジェイを、忍は人ですらない、お前にはそんな資格はないと痛めつけるソロンのもとに、 家族を助けに来たキュ!とモフモフ三兄弟が現れ、ジェイとシャーリィを解放する。 後ろ髪を惹かれる思いで帰還し、シャーリィに勇気付けられながら 皆に助けを求めるジェイ。弟をいじめる奴は兄ちゃんが許さんわ、とモーゼスは快諾する。仲間も皆同じ思いだった。 モフモフと忍者が転がる中を駆け抜け、 (ちなみにモフモフは戦い疲れて眠り、忍者は死にかけor気絶。モフモフテラツヨス) 三兄弟がソロンとの戦いで劣勢に追い込まれている場面に遭遇する。ソロンは黒い霧に冒されており、 そのため戦闘力が強化されていたのだ。おそらく性格は元から悪かったとおもわれ。 ソロンと、ジェイの心の闇ダークジェイを撃破し、仲間――家族のもとへ帰って来たジェイ。ソロンにとられた 本当の親にもらった鈴も取り戻し、モフモフも皆無事でした。めでたしめでたし。 249 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/04/12(水)17 26 53ID YWKfjL0p 【グリューネ編 誕生】 未だに記憶の戻らないグリューネは、黒い霧から現れた謎の人物に会えば記憶が戻ると直感し、 一行はかつてヴァーツラフと戦った艦橋へ向かった。そこで、謎の人物と会ったグリューネの記憶の一部が甦る。 その人物がシュヴァルツという名であること、自分は彼女を倒さねばならないということ。 グリューネは皆に幸せに生きるよう願う内容の手紙を残し、町を後にする。シャーリィは滄我にグリューネの行き先を 教えてもらうことを提案する。滄我に告げられた光跡翼へ向かう一行。 そしてシュヴァルツとの戦闘の中でグリューネは記憶を取り戻す。性格も一転、厳しいものになる。 自分は時の紡ぎ手(いわゆる神様)、そしてシュヴァルツは虚ろなる導き手(ぶっちゃけ破壊神)であること。 シュヴァルツを追ってこの世界に追り立ったものの、能力だけでなく記憶まで封じていたこと。力を取り戻すのが遅れたせいで 力こそ足りないが、これは自分だけて決着をつけると告げる。当然セネルたちは協力するといって聞かなかった。 以前猛りの滄我に奪われた爪術を取り戻し、今もっている静の滄我の爪術を合わせ、パワーアップを試みる。 そんなこんなで、上空に時の揺り籠(ラスダン)出現。 死闘を覚悟し、決戦前夜、皆はそれぞれに散っていった。 ジェイは家族であるモフモフ三兄弟を守るため、モーゼスはギートの家族として恥ずかしくない男であるため、 ノーマは二人の師匠に力づけられ、クロエはエルザが幸せに生きられるように、 ウィルは娘ハリエットのために戻ってこようと決心する。 シャーリィはフェニモールの墓の前で祈っていた。ここにあなたを歓迎する人はいないのに、とテューラは冷淡に言い捨てるが、 ただならぬ雰囲気を感じとって、シャーリィの手を取る。 「誠名って知っていますか?姉さんは祝福、私は希望。このふたつがあれば大丈夫。だから、絶対に戻ってきてください」 セネルはステラの墓の前で、これからのために戦うと決意を新たにするのだった。 250 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2006/04/12(水)17 28 25ID YWKfjL0p 時の揺り籠に乗り込み、シュヴァルツと対峙する一行。 シュヴァルツは人の負の感情を力の糧にしている。そのため負の感情そのものである黒い霧を操り、 人々の負の感情を煽っていたのだった。黒い霧で世界を包み、シュヴァルツは一層力を増す。 しかしセネルたちは諦めない。 滄我は世界中の人間に勇気を持つよう語りかけ、爪術を与えた。その輝きに力づけられ、世界のあちこちで心の闇が倒されていく。 セネルたちも勢いに乗り、人の恐怖を得られなくなって弱体化したシュヴァルツを撃破。 喜ぶ一行だが、消えつつあるグリューネの姿を見て愕然とする。自分はシュヴァルツと同一の存在だから、 彼女が消えた今、ここに留まることはできないと淡々と告げるグリューネ。 ノーマやジェイはこんなのは嫌だ、となおも食い下がる。 「グー姉さんはそれでいいの?グー姉さんの気持ちはどうなの?」 その言葉にグリューネは振り向き、仲間の一人一人にありがとうを言っていく。 それは時の紡ぎ手としてではなく、いつものほんわかグー姉さんだった。 子供が親から巣立つように、人も神から巣立たなくてはならない。 だからせめて、まだ未熟なこの星のために贈り物をしたいと告げる。 グリューネが記憶を失いながらも生み出し、旅の途中、各地に植えた種から精霊が生まれる。 これからは彼らがこの星を守ってくれるだろう。 それを見届けたグリューネはいつものように優しく微笑み、空へと帰って行った。 ――この世界に降り立って、本当に良かった…… 出会えたのが皆で、本当に良かった…… わたくしは消えてしまうけど、皆と過ごした時間は決して消えないから…… 皆の中に……お姉さんはいつも居るから…… 皆、思い出をありがとう……、笑顔を、ありがとう……未来は……皆のものよ…… ――いってらっしゃい―― FIN
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名称 読み 使用者 備考 魔神拳 マジンケン セネル 魔神拳・双牙 マジンケン・ソウガ セネル 幻竜拳 ゲンリュウケン セネル 爆竜拳 バクリュウケン セネル 迫撃掌 ハクゲキショウ セネル 墳竜撃 フンリュウゲキ セネル 鷹爪脚 ヨウソウキャク セネル 飛燕連脚 ヒエンレンキャク セネル 連牙弾 レンガダン セネル 爆牙弾 バクガダン セネル 臥竜砕 ガリュウサイ セネル 輪舞旋風 ロンドセンプウ セネル 獅子戦吼 シシセンコウ セネル 鳳凰天駆 ホウオウテンク セネル 剛招来 ゴウショウライ セネル 攻撃力上昇 軽岩砕落撃 ケイガンサイラクゲキ セネル 投げ 煉岩崩落撃 レンガンホウラクゲキ セネル 投げ 礫岩迫落撃 レキガンハクラクゲキ セネル 投げ 巨岩裂落撃 キョガンレツラクゲキ セネル 投げ 嶽岩絶落撃 ガクガンゼツラクゲキ セネル 投げ 万物神追撃 バンブツシンツイゲキ セネル 投げ 魔神幻竜拳 マジンゲンリュウケン セネル 魔神拳+幻竜拳 魔神拳・竜牙 マジンケン・リュウガ セネル 魔神拳+魔神拳・双牙 爆撃掌 バクゲキショウ セネル 魔神拳+迫撃掌 神竜撃 シンリュウゲキ セネル 迫撃掌+墳竜撃 迫撃剛招来 ハクゲキゴウショウライ セネル 迫撃掌+剛招来 迫撃戦吼 ハクゲキセンコウ セネル 迫撃掌+獅子戦吼 飛連幻竜拳 ヒレンゲンリュウケン セネル 飛燕連脚+幻竜拳 連牙飛燕脚 レンガヒエンキャク セネル 飛燕連脚+連牙弾 輪舞墳竜連撃 ロンドフンリュウレンゲキ セネル 輪舞旋風+墳竜撃 輪舞爆牙弾 ロンドバクガダン セネル 輪舞旋風+爆牙弾 砕臥爆竜拳 サイガバクリュウケン セネル 臥竜砕+爆竜拳 竜凰天駆 リュウオウテンク セネル 臥竜砕+鳳凰天駆 筒魔冥追撃 トウマメイツイゲキ セネル 我流奥義 凶鬼落追撃 キョウキラクツイゲキ セネル 我流奥義 魚鱗削追撃 ギョリンサクツイゲキ セネル 我流奥義 妖臥崩追撃 ヨウガホウツイゲキ セネル 我流奥義 翁蛇絞追撃 オウジャコウツイゲキ セネル 我流奥義 尊王獄追撃 ソンノウゴクツイゲキ セネル 我流奥義 偶機散追撃 グウキサンツイゲキ セネル 我流奥義 猛海閃追撃 モウカイセンツイゲキ セネル 我流奥義 霧神禊追撃 ムジンケイツイゲキ セネル 我流奥義 魔神剣 マジンケン クロエ 魔神剣・双牙 マジンケン・ソウガ クロエ 散沙雨 チリサザメ クロエ 秋沙雨 アキサザメ クロエ 疾風閃 シップウセン クロエ 神風閃 ジンプウセン クロエ 虎牙破斬 コガハザン クロエ 空裂斬 クウレツザン クロエ 昇舞 ショウブ クロエ 絢舞 ケンブ クロエ 月影刃 ゲツエイジン クロエ 幻晶剣 ゲンショウケン クロエ 迅羽 ジンウ クロエ 襲爪雷斬 シュウソウライザン クロエ 柔招来 ジュウショウライ クロエ 命中率上昇 魔神剣・瞬牙 マジンケン・シュンガ クロエ 魔神剣+魔神剣・双牙 魔神剣・絢舞 マジンケン・ケンブ クロエ 魔神剣+絢舞 驟雨魔神剣 シュウウマジンケン クロエ 魔神剣+散沙雨 驟雨虎牙破斬 シュウウコガハザン クロエ 散沙雨+虎牙破斬 驟雨幻晶剣 シュウウゲンショウケン クロエ 散沙雨+幻晶剣 霧沙雨 キリサザメ クロエ 散沙雨+秋沙雨 虎牙空裂斬 コガクウレツザン クロエ 空裂斬+虎牙破斬 迅羽空裂斬 ジンウクウレツザン クロエ 空裂斬+迅羽 月影昇舞 ゲツエイショウブ クロエ 昇舞+月影刃 昇舞神風閃 ショウブジンプウセン クロエ 昇舞+神風閃 紫電月影刃 シデンゲツエイジン クロエ 襲爪雷斬+月影刃 鱗人閃邀撃 リンジンセンユウゲキ クロエ 我流奥義 餓狼舞邀撃 ガロウブユウゲキ クロエ 我流奥義 凶羆裂邀撃 キョウヒレツユウゲキ クロエ 我流奥義 妖剣影邀撃 ヨウケンエイユウゲキ クロエ 我流奥義 鬼亀迅邀撃 キキジンユウゲキ クロエ 我流奥義 石姫風邀撃 セキヒフウユウゲキ クロエ 我流奥義 狼破 ロウハ モーゼス 連破 レンパ モーゼス 鷲羽 ワシュウ モーゼス 穿孔 センコウ モーゼス 孤心 コシン モーゼス 嵐陣 ランジン モーゼス 震天 シンテン モーゼス 裂空 レックウ モーゼス 虎砲 コホウ モーゼス 狼羽 ロウウ モーゼス 狼破+鷲羽 穿孔狼破 センコウロウハ モーゼス 狼破+穿孔 孤心烈空射 コシンレックウシャ モーゼス 孤心+裂空 穿孔嵐陣射 センコウランジンシャ モーゼス 穿孔+嵐陣 戒心 カイシン モーゼス 連破+孤心 裂天 レッテン モーゼス 震天+裂空 狼王破 ロウオウハ モーゼス 狼破+虎砲 術士龍猛射 ジュツシリュウモウシャ モーゼス 我流奥義 怪鳥翼猛射 カイチョウヨクモウシャ モーゼス 我流奥義 動茸穿猛射 ドウケイセンモウシャ モーゼス 我流奥義 源塊嵐猛射 ゲンカイランモウシャ モーゼス 我流奥義 奇卵凰猛射 キランオウモウシャ モーゼス 我流奥義 翼猫烈猛射 ヨクビョウレツモウシャ モーゼス 我流奥義 苦無 クナイ ジェイ 焔 ホムラ ジェイ 雷電 ライデン ジェイ 土乱 ドラン ジェイ 氷樹 ヒョウジュ ジェイ 闇走破 アンソウハ ジェイ 影縫い カゲヌイ ジェイ 浮雲 ウキグモ ジェイ 風雅 フウガ ジェイ 翔翼 ショウヨク ジェイ 飯綱落とし イズナオトシ ジェイ 鈴鳴 リンメイ ジェイ 鏡殺 キョウサツ ジェイ 移動速度上昇 苦無・焔 クナイ・ホムラ ジェイ 苦無+焔 朧土乱 オボロドラン ジェイ 土乱+鏡殺 朧氷樹 オボロヒョウジュ ジェイ 氷樹+鏡殺 闇走焔 アンソウホムラ ジェイ 闇走破+焔 闇走雷電 アンソウライデン ジェイ 闇走破+雷電 影走破 カゲソウハ ジェイ 闇走破+影縫い 浮雲・風雅 ウキグモ・フウガ ジェイ 浮雲+風雅 鈴鳴苦無 リンメイクナイ ジェイ 鈴鳴+苦無 偽神落殺劇 ギシンラクサツゲキ ジェイ 我流奥義 跳蟲噴殺劇 チョウチュウフンサツゲキ ジェイ 我流奥義 幻影走殺劇 ゲンエイソウサツゲキ ジェイ 我流奥義 蜘蛛蹴殺劇 チチュウシュウサツゲキ ジェイ 我流奥義 妖盾爆殺劇 ヨウジュンバクサツゲキ ジェイ 我流奥義 魔神封殺劇 マジンフウサツゲキ ジェイ 我流奥義 紅華 コウカ メラニィ 百花繚乱 ヒャッカリョウラン メラニィ 斬首円刃 ザンシュエンジン カッシェル 死霊円舞 シリョウエンブ カッシェル 界烈斬 カイレツザン スティングル 轟霊斬 ゴウレイザン スティングル 魔王拳 マオウケン ヴァーツラフ 冥界掌 メイカイショウ ヴァーツラフ 覇王爆砕撃 ハオウバクサイゲキ ヴァーツラフ 武帝煉殺拳 ブテイレンサツケン ヴァーツラフ 闘神力爆投 トウシンリキバクトウ? ヴァーツラフ 投げ 鐘音 ショウオン ソロン 闇蛍 アンケイ? ソロン 強力闇蛍 キョウリョクアンケイ? ソロン 水神戦吼 スイジンセンコウ ワルター 滄翼天翔 ソウヨクテンショウ ワルター 真・魔神拳 シン・マジンケン ヴァルト 真・魔神烈風 シン・マジンレップウ ヴァルト 魔神気焔弾 マジンキエンダン ヴァルト
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https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/3677.html
ワンダーパントカゲ +目次 登場作品レジェンディア 関連リンク関連種 ネタ 登場作品 レジェンディア ワンダーコスのレアモンスター 種族 レベル HP 攻撃属性 経験値 ガルド スカルプチャ リザードマン族 50 6956 - 182 432 114 重量 攻撃力 防御力 知性 命中 回避 軽量級 513 83 162 52 112 アイテム バット(100%) 出現場所 階段滝 属性耐性 - 状態異常耐性 - (※基準は戦闘ランクふつう アイテムの数値は落とす確率) 行動内容 トカゲ乱舞?/手にした剣で何回も斬りつける技 フライパンを手に料理人の姿をしたトカゲ人間 キャラクエ序奏にてソーサラースキャナーを手に入れた直後からすぐに戦えるレアモンスター 特に得意属性や弱点属性を持っているわけでは無いが、かといって 強力な攻撃を持っているわけでも無いので、作戦ナシでも力押しで問題なく倒せる ただ乱舞が始まって前衛が連打に捕まるとちょっと厄介なので、 少し距離を空けて少しずつ牽制していけばノーダメージでも倒せるだろう ▲ 関連リンク 関連種 ▲ ネタ ▲
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セネル シャーリィ クロエ
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/967.html
テイルズ オブ レジェンディア 【ているず おぶ れじぇんでぃあ】 ジャンル ロールプレイングゲーム(シリーズ固有ジャンル名 絆が伝説を紡ぎだすRPG) 対応機種 プレイステーション2 メディア DVD-ROM 1枚 発売元 ナムコ 開発元 ナムコ(チーム・メルフェス) 発売日 2005年8月25日 定価 7,140円 プレイ人数 1人 レーティング CERO 全年齢対象 廉価版 PlayStation 2 the Best 2006年6月8日/2,800円 判定 良作 テイルズ オブ シリーズ関連作品リンク 概要 評価点 批判されがちな点 問題点 総評 余談 シリーズでの扱われ方 概要 テイルズ オブ シリーズの1作。略称は『TOL』『レジェンディア』。 キャラクターデザインに従来のシリーズを担当していたいのまたむつみ氏や藤島康介氏に代わり、アニメーターでもある中澤一登氏を起用。開発はナムコ・テイルズスタジオではなく自社開発(鉄拳シリーズやソウルシリーズのスタッフから編成されたプロジェクトチーム「チーム・メルフェス」が担当)で、音楽も椎名豪作曲・新日本フィルハーモニー交響楽団演奏と、これまでとは毛色の違う作品。 評価点 ストーリー ストーリーは「メインシナリオ」と「キャラクタークエスト」の2つに分けられる。 メインシナリオの前半では主人公セネルとその妹シャーリィが1つの島かとも思えるほどの巨大な船「遺跡船」にやってきたところから始まり、「メルネス」という伝説の存在とされるシャーリィをめぐって物語が展開する。後半ではセネル達「陸の民」とシャーリィ達「水の民」の対立が描かれる。ここまでのストーリーは「よくある普通のRPG」と評価されるが、本番はこの後に始まるキャラクタークエストであり、こちらに感動したという人が多い。 メインシナリオがセネルとシャーリィを中心に描いていたのに対し、キャラクタークエストではその他のパーティキャラクター6人に焦点が当てられ、「なぜ彼らが遺跡船にやってきたのか」が描かれる。いずれも本作のキーワードである「絆」を描いており、愛する者への想い、別れ、真の絆とは何かなどが声優の演技、壮大なBGM、美麗な3Dグラフィック、アニメーションという様々な演出によって彩られ、ストーリーの盛り上がりを一層強くしている。 作中におけるコメディ描写の多さや、登場人物たちが歌って踊るミュージカルのようなシーンなど、独特の雰囲気も醸し出している。 キャラクター 本作の「スキット」(キャラ同士の雑談などが見られる機能)は「フリースキット」「イベントスキット」の2つに分けられている。今までのスキットに当たるのは「フリースキット」の方だが、これがシリーズの中でもかなり少ないためにキャラの内面や意外な一面などを見ることができず、メインシナリオでもあまりキャラについては描かれない。しかし本作ではその役割をキャラクタークエストに集約させており、キャラクタークエストに入るとそれまで明かされなかったそのキャラについての過去などが描かれ、メインシナリオでの行動などの伏線がこちらで解き明かされる。これにより深くキャラの心情を知ることができ、魅力的に思えるようになっている。 これまでのシリーズにはあまり見られなかった「同時に同じセリフを言う」という演出が本作では多く行われている。物語当初にも出てくるため「なぜ会ったばかりなのにそんなに仲がいいのか」と思うこともあるが、後半になるにつれてその連帯感はむしろ普通のものだと思えるようになっていき、ストーリーの進行によって強くなっていくパーティキャラクターの絆を感じることができる。 戦闘 3Dグラフィックであるものの、バトルシステムは従来の2D戦闘で行われる。 『テイルズ オブ デスティニー2』『テイルズ オブ リバース』と、特殊な仕様の戦闘が多かったシリーズだが、本作では『テイルズ オブ エターニア』を少し改良したシンプルなシステムに戻っており、新システムも分かり易い物が多い為、それらの戦闘を難しいと感じていた者やシリーズ未経験者にも簡単にプレイ出来るよう配慮されている。 本作では敵のHPが常に敵の上に表示されるようになった。これによっていちいち敵のステータスを確認するという面倒な作業が軽減されている。敵の後ろに回り込める「パッシングスルー」という新アクションも搭載され、これらは後の一部の作品にも受け継がれている。 敵が大技を出す時はHPアイコンが変化し、味方がボイスでも注意喚起してくれる。 本作独自のシステム「クライマックスモード」は、戦闘での様々な行動によって貯まるゲージを消費し、一定時間相手の動きを止めるというもの。この状態で発動できる「クライマックスコンボ」というものもあり、これによって敵1体に大きなダメージを与えることが出来る。ボスにも有効であり、味方の状態異常が回復する効果もあるため、ピンチから一発逆転を狙うこともできる。 主人公・セネルが使用できる「投げ技」。これは通常は攻撃が通らないダウン中の敵に高いダメージを与えるというシステム。投げた敵がほかの敵にあたるとその敵もダウンするため、並みいる敵を次々に投げ飛ばしていくという爽快感が味わえる。 アーツ(従来の「技」)系のキャラが使用できる「我流奥義」。覚えた技の使用回数を50回にすると手に入る「極意」を組合わせることで使用できるようになる技で、特定の種族の敵に大ダメージを与えることができる。またセネルは投げ技、クロエはカウンター技と、キャラクターごとにどのような技か異なっているのも特徴である。 シリーズで初めてモーションキャプチャーが導入され、これによってキャラの人間らしい動作が多くなっている。また、敵モンスターもよく見ると面白い動きをしていることがあり、この無駄とも言える作り込みを評価する声も多い。 BGM 先述したように本作のBGMは椎名豪が担当しており、一部のBGMは新日本フィルハーモニー交響楽団が演奏している。前作までは桜庭統・田村信二によるロックを基調とした激しい曲が多いが、本作ではオーケストラを使用、落ち着きのある曲や華やかな曲、架空言語を用いたシリーズ初のボーカルコーラス曲、高い評価を得た挿入歌など、それまでのイメージを覆している。特にボーカル曲である「鳥は鳴き、僕は歌う」は高評価を得ている。また、1つの旋律を複数の曲に使用するという手法をとっている。 このBGMは非常に高く評価され、海外ではオーケストラで演奏されている他、日本でも2009年の「PRESS START」(日本のゲームミュージックの祭典)にて、『マリオ』などの有名シリーズや、音楽面で高い評価を得た『ペルソナ4』などが並ぶ中、本作のBGMが選ばれている。また、本作のサウンドトラックは多くの曲が未収録だったため、後に発売されたドラマCDには一部の未収録曲(ブックレットによると、ユーザーからの要望が高かった曲)が収録されている。 のちの『テイルズ オブ バーサス』製作の際に、本作を担当した椎名豪氏が既存のテイルズシリーズのBGMのリメイクverを手掛けたことでもその能力が窺えるであろう。 サウンドトラックではほとんどの曲が生オーケストラに変わっており、 良い意味 でゲームの音楽とは思えない出来栄えになっている。 グラフィック グラフィックは2D風の3DCGであり、ポリゴンの質は同じく3D作品の『テイルズ オブ シンフォニア』より鮮やかになっている。その温かみや色使いなど、上記のBGMも相まって、幻想的な雰囲気を表現するのに一役買っている。また、『シンフォニア』では3Dでの再現が難しいとされていたために見送られたマント(*1)を本作では再現できており、技術力の向上がうかがえる。 ただし、前述通りあくまで「2D表現を踏襲した3Dグラフィック」。3D空間を使ったカメラアングルの変化等がないため、イベント等の演出・臨場感等においては『シンフォニア』と比較すると劣る。 これをカバーするためか、今回は重要なイベントシーンでは「スキット」と同じ2Dアニメの立ち絵による会話を挿入し、各キャラクターの細かい表情や感情の機微を表現している。 フィールドのキャラモデルは『シンフォニア』と比べると頭身が一回り低く、また顔の表情等は固定ではあるが、会話時の身振り手振りに加えて「首をかしげる」「地団太を踏む」「他キャラの頭を叩く・抱きつく」など、よく動く。 ドット絵という制約上、『デスティニー2』『リバース』等と比べるとイベントでのキャラ表現が3DCGで豊かになったと言える。 酷評されることが多い術エフェクトも、派手さはないものの細部まで作りこまれており、シャーリィの術は花びらが舞うなど、独特の演出がなされている。 批判されがちな点 概要に書いたように本作は今までのシリーズと多くの部分が異なっている。キャラクターデザイン・作曲者の変更など、歴代作品をプレイしてきたユーザーにはそれがとっつきづらさと映り、批判をされやすい。特にキャラクターデザインの変更においては、キャラクター情報が公開された後のユーザーの評判はかなり賛否両論に分かれてしまった。ただしこれらの点はテイルズ オブ シリーズにおいて絶対的に定められていた要素ではなく、要はプレイヤーの好みの問題である。普遍的に「問題である」と認められる、いわゆるクソゲー要素とは違うので注意。ただ、後述の戦闘システムに関しては擁護のしようがない。 戦闘システム 戦闘システムは良く言えばシンプル、悪く言えば単純に退化、劣化。 また、従来の必殺技であった秘奥義がなかったり、シリーズ伝統の術が首を傾げるような性能になっていたり…と、作品全体のゲーム性を損なうほどではないが、「テイルズ オブ シリーズとしてそれはどうよ」という声は上がっている。 更に、主人公であるセネルに関しては、下手に特技を使っても敵の当たり判定のせいで全く当たらない事がかなり多く、「それよりも通常攻撃を連発していた方が余程強い」という意見もあり、その為にひたすらに通常攻撃を連発する戦いが多くなりがちで、その時のボイスである「ふっはっくらえ!」(*2)は多くのプレイヤーの脳裏にこびり付く事になってしまった。 それ故に「セネルの秘奥義は『ふっはっくらえ!』だろ?」と言われてしまう事も。 余談になるが、そんな有様のため、『テイルズ オブ ザ ワールド レディアントマイソロジー』に登場した際の攻撃ボイスが「ふっはっせい!」になってしまっていた事を、「バンナムは解ってない」と惜しむ声もそれなりにあったとか無かったとか…。 没ボイスに秘奥義らしきものは存在しており、後に設定段階では存在していたことが明らかとなった。『レディアント マイソロジー3』ではこれらの没秘奥義が実装されることとなった。 また、技のエフェクトはかなり地味。グラフィック自体はPS2相応なのだが、演出面ではファミコンレベルのクオリティである。 特に、シリーズ通してファンにはおなじみの上級魔術『インディグネイション』が、本作では下級呪文と見紛うくらいに地味なため、ファンからも「あれは『ライトニング』(*3)だ」と言われてしまっている。 クライマックスコンボの演出も、適当に味方全員が画面上に並んで一発ずつ殴るだけ…とやっつけ感すら漂う地味具合。もちろん派手ならいいというものでもないが、それでもやはり適度という物はある。 寄り道・やり込み要素は少なめ あくまで「テイルズ オブ シリーズとしては」という話だが、本作がシナリオ重視と言われる所以でもある。 登場モンスターの種類が基本的にコンパチで構成されている関係からか、シリーズおなじみのモンスター図鑑が存在しない。 もっとも、同年にリリースされていた『アビス』でもモンスター図鑑が未実装であった。その後にリリースされた『テンペスト』では逆にコレクター図鑑が実装されておらず、『リメイク版デスティニー』でようやくモンスター・コレクター両実装され伝統通りに戻った。 問題点 戦闘システムの詰めの甘さ 魔法専門キャラ(本作ではブレス系と呼称)がウィル・ノーマ・グリューネ・シャーリィと4人もいるのに、それぞれの(戦闘要員としての)個性化もなされていない。使える魔法はどれも似たり寄ったりであり、運用に差は出ない。 ウィルは敵味方の防御力の増減、味方一人のHPと状態異常の回復、ノーマは敵味方の攻撃力の増減、味方全体のHPと戦闘不能の回復と、最低限の個性化がなされてはいる程度。 また、後半に加入するグリューネとシャーリィ、両者とも使える魔法は11種だが、これは序盤に加入するウィルとノーマ(23種、21種)の半分。グリューネは属性が偏りすぎていて柔軟性に乏しく、シャーリィは先の二者の使い回し魔法ばかり。更に悪いことに、ウィルとノーマは全属性の攻撃魔法と回復・補助魔法を使えてしまうのである。 一応、シャーリィに関しては彼女が使う爪術は全て古代呪文という扱いであり、威力が非常に高く、一部のエフェクトが異なるという特徴がある。しかしTPの消耗もべらぼうに高い為、半ばTP消費を軽減する装飾品が必要になっている。 敵が全体的に硬い。 ガードを多用してくる敵は特に厄介。敵のガードは一定の打撃を当てれば崩せるのだが、かなり固く、崩した後でもまたガードしてくるのでダメージが異常に通りにくい。そのため全体的に戦闘のテンポが悪く苦痛になることも。 また敵の呪文の詠唱を阻止するのも2、3発殴ったぐらいでは止められなくなっているので、従来より敵の詠唱妨害が困難に。 対策としてハメが横行。と言うか本作ではハメ対策が特に無いので、やたら多い体力をハメで削る作業になりがち。 面倒な性能を持つ敵も多い。 こちらの抵抗も無視して無理矢理突進してくる敵や、こちらが攻撃しても好き勝手動き回る敵、拘束時間のやたら長い攻撃を放ってくる敵、こちらの攻撃が届き難い、飛行する敵等々。 特に飛行系の敵は微妙に高い位置を飛んでいるため、こちらの対空攻撃・ジャンプ攻撃のリーチの乏しさ・使い勝手の悪さも手伝って、一度逃がしてしまうとかなり止めづらい。リーチの短いジェイなどで特に顕著。 これらの敵は種類も決して少なくなく、しかも後半になるとそれらが複数でパーティを組んで出現するようになるため、終盤ともなるとむしろまともなパーティのほうが少なくなってくる。 操作性の不便さ 必殺技がよく暴発する。これは先行入力の猶予が非常に長く、また一度入力したコマンドはキャンセルできないために起こってしまう現象。少しの連打で無駄に必殺技を連発してしまいがちになる。 特に特技→奥義と連繋する際には無意識で連打してしまうものなので、従来のプレイヤーも慣れるのに苦労することに。 必殺技以外にもジャンプ(↑)やパッシングスルー(↓)が暴発しやすい。↑+○で対空技が出したいのにジャンプしたり、↓+○で下段攻撃をしようと思ったらあらぬ方向に走っていってしまったりともどかしい。 振り返り等の小回りも利きにくいためそれで位置が入れ替わるとかなりめんどくさい。 と言うか振り返りに限らず移動関連は全体的に操作性が悪い。変な場所でつっかえる事もしょっちゅうあるため、非常にイライラさせられる。 その割に、敵の攻撃を食らった際にいちいち自動で振り向いたりするため、振り返り操作を挟まなくてはならない状況はかなり多く、相当テンポが悪い。 接触判定も妙に甘く、ちょっとした事ですぐ相手をすり抜けたり、位置が入れ替わったりする。突進技で突っ込んでもすり抜けてしまって全く当たらない事もしばしばある。 味方AIが馬鹿。特に後衛キャラは敵との距離に余裕があるにも拘らず後ろに回りこんで反対側に逃げようとしたり、逆に目の前に敵がいるのに詠唱しようとしたりなどでかなりイライラさせられる。 状態異常の魔法陣に自分から突っ込んだり、警戒マーカーが出ているにも拘らず防御を解いたりと防御も甘い。 回復に対する反応も甘く、体力が低い味方が居るにも拘らずウロウロ走り回ったり、攻撃魔法の詠唱を始めた挙句、倒れた後でやっと回復(もちろん無効)なんてこともある始末。体力の低い味方1人に対して複数人で回復にかかり、別の体力の低い味方が死亡する事も多い。 PS版『デスティニー』から戦闘中のマルチプレイが当たり前にできていたシリーズだったのだが、なぜか本作ではマルチプレイが廃止。これは単純に劣化なためマルチプレイ派のユーザーに批判された。 クライマックスモードは爪術発動時の暗転中も容赦無くゲージが減っていく。そのため暗転効果のある技(中級以上の魔法等)の多い魔法使い系のメンバーとはいまいち噛み合っていない。 敵HPが表示されるようになった…のはいいのだが、警戒マーカーの出現位置が被っているため見づらい。HP表示の上に「!」マークが丁度重なるため、6時方向と12時方向付近のHPバーはほぼ見えない。 本作のブレス系の術は、レベルアップで魔導書を入手し、スカルプチャと言う魔物が種族ごとに持っているドロップアイテムを集めることで使用可能になる 必要なスカルプチャの種類と数は術ごとに決められているのだが、倒した時にドロップするかは完全に運であるため、場合によっては魔導書があるのに術が使えない状態がしばらく続いてしまう。 それ自体は時間を掛ければ解決できるので些細な問題なのだが(*4)、唯一の例外はグリューネのゴッドプレスという術で、この術は第2部のボス限定の種族のスカルプチャを結構な数要求してくる。 幸いドロップ数はそれなりに多く戦う機会もそれなりにあるのだが、全て倒すとその周では再戦できないため、運悪く1周目で数が揃わなかった場合には2周目の第2部にならないと使用出来ない、という状況にもなり得る。(*5) 「格闘ゲームの経験のあるスタッフによる新しい要素を!」と編成された製作チームだったのに、売りにしていた肝心の格闘システムはシリーズファンからは低評価という悲しい現実。 だが、今作で本格的に搭載された投げ技システムの仕様は、格ゲー経験のあるメルフェスが作ったからこそというのも否めない。 フィールドマップの問題 街やダンジョンから出た際や戦闘終了後に画面が表示されたまま数秒間操作を受け付けない硬直時間が必ずある(*6)。 エンカウント率が高めなこともあり、戦闘終了→硬直→動き出す→エンカウント→戦闘終了→硬直…というループに陥りやすくテンポが非常に悪い。 なぜこういう仕様なのか、ロードの体感時間を短くさせる為という説もあるが不明。 一応補足しておくが、先頭終了後に硬直があるのはフィールドマップ上だけであり、ダンジョンでの戦闘後は不自然な硬直はない。 使いまわしについて 敵キャラは雑魚・ボス共に色違いの敵が非常に多く、ボスキャラとして出た魔物はごく一部の例外を除き、その後雑魚キャラとして何度も出てくると見て差し支えない。 第1部で廻ったダンジョンを第2部で再度探索させられる。2部において新規で廻る場所はあまりない。(*7) 上にある通り戦闘で出てくる相手も使いまわしが多いので、同じダンジョン同じ敵とそろうとマンネリ化を招きやすい。 イベント毎のパーティの解散・再集合の処理 このゲームではイベント等で特定キャラがパーティを離れたり合流するたびに「○○と別れた!」「○○が仲間に入った!」といったシステムメッセージが表示されるのだが、特に終盤のキャラクタークエストでは「イベントを終えて町に戻る→パーティ一時解散→再集合」の流れがたびたび発生する(*8)。このたびに、上記のメッセージが表示され、ややテンポが悪い。 特に合流する際は「(キャラ名)が仲間に入った!」のメッセージが出入りした全員分、つまり最大で7回も表示され、その回数だけボタンを押す必要がある。またキャラクターの出入りがあった際は戦闘参加メンバーがリセットされ、操作キャラも主人公であるセネルに毎回戻ってしまうため、それらを変更していた際は再度設定しなおす必要がある。そこまで大きな手間ではないものの、それなりの頻度で起きるため、少々面倒くさい。 ヒロイン・シャーリィについて 何かと描写を端折っているような部分が多く、展開に説明が不足がち。 + 具体的な指摘(ネタバレ含) シャーリィは主人公セネルの義妹であり、セネルに恋心を抱いているが、セネルの好意は自分ではなく姉のステラに向けられているために身を引いている。という設定。 そして本編中、紛争に巻き込まれた結果ステラは死亡。その後色々あって告白するのだが、姉の死亡から告白までの時間経過が分かりにくい形で描写されているため、「姉が死んだ直後に告白した」と解釈してしまうユーザーが多数発生する事態に。 また、その後メルネスに覚醒しセネル達の敵となった際に、セネルとシャーリィ姉妹間の個人的な隠し事を陸の民と水の民全体の問題に置き換えて世界を滅ぼそうとするなど、精神的に不安定な描かれ方をしている。 これらの展開もあって、「姉の死後にセネルに告白して玉砕したからって世界を滅ぼそうとした酷い女」と受け取ってしまうプレイヤーも多く、シャーリィに対し「酢飯」(*9)という蔑称がつけられた事もあった。 一応、時間経過の問題については、よく見ると相応に時間が経過してはいる事は分かる。(ただしその期間を長いと思うか短いと思うかはプレイヤー次第。) また、それ以前に迫害を受けていたり、常に追われる身であったことなどから精神をすり減らしていたり、近しい人間が種族感のゴタゴタに巻き込まれて相次いで殺されるなど、シャーリィにも精神の安定を失って致し方ない事情はある。 また、キャラクタークエストにおいてもシャーリィの微妙さが指摘される。 シャーリィはパーティキャラだが、ストーリーの都合上、パーティに編入するのはキャラクタークエストになってからである。キャラクタークエストではシャーリィの友情めいた発言が多いのだが、あまり一緒にいる事が無かったシャーリィがそのような事を言っても台詞の一つ一つが浮いてしまっている。 シャーリィはメインストーリー以後は水の民の外交官として働いているので、それらを通じて成長したのではないか等と推測できる要素もある。 本作のシナリオ担当は2人おり、この2人がそれぞれメインシナリオとキャラクタークエストを担当し、この2人の意思疎通ができなかったためにこのような事態になってしまったと推測されているが、この2人がどちらを担当したのか、2人とも両方にかかわったのにこうなってしまったのかは明かされておらず、真偽は不明。スタッフの事情はどうあれ、上記のようにメインシナリオでは不安定さ・弱さを見せていた彼女が、キャラクタークエストではそこから成長する過程も描写されないままいきなり「悩む仲間を諭して癒す聖女的ヒロイン」というお決まりの位置付けになってしまったことには違和感がぬぐえない。 総評 キャラクターデザインとBGMの変更、初代頃のレベル(エフェクト等に限って言えばSFC版の『テイルズ オブ ファンタジア』以上に地味なのもある始末)に戻ってしまった戦闘システムはシリーズのファンに衝撃を与え、「いつもと違う」という理由で過剰に叩かれてしまうことも多く、現在でもクソゲー、あるいは良作扱いと評価は割れている。 しかし、その魅力的なキャラクター、シナリオに魅せられた人間は確かに多いのも事実。 戦闘システムを始めとした数々の没設定や、遺跡船ではなく大陸を旅する幻の「エクストラシーズン」(第三部)の存在から、戦闘システムのみを改良したリメイクを望む声は頻繁にされている。 後にシリーズのプロデューサー・吉積信(本作にはかかわっていない)が語ったところによると、本作は『エターニア』のスタッフが『エターニア』のすぐ後にメルフェスを結成、開発を始めたらしく、ところどころに初期作の作風を残しているのはそのためとされる。 本作を一言で表すならば、「戦闘とシャーリィだけが問題のテイルズ」と言える。シャーリィはともかく(他のテイルズ オブ シリーズにも問題のあるキャラは多い)、テイルズ オブ シリーズにおける戦闘システムの単純化は致命的であり、また調整ミスも目立つため、この部分が大きく本作の評価を下げてしまっているのも事実ではある。 あるいは戦闘(と使い回し)の問題さえなければ良作だった惜しいゲーム、と言う評価もある。 余談 不運にも今作の1ヶ月前には藤島氏がキャラクターイラストを担当したテイルズスタジオ製作の『テイルズ オブ ジ アビス』が発表されており、いわゆる正統派のテイルズという見方をされた『アビス』の方に注目が集まってしまった。そのため今作はかなり影の薄い作品として扱われる事になってしまった。この事はファンの間で「夏の惨劇」と言われている。 かつて『ソード オブ レジェンディア』という本作と似た名前のWii用ゲームソフトが発表されていた。こちらは後に発売中止となっている。 シリーズでの扱われ方 結論から言うと結構ネタ系で扱われることが多い。 『レディアント マイソロジー』…セネルのみ参戦。セネルはベースとなる格闘家の性能が凄く高いため強キャラに。けど秘奥義無し。 『レディアント マイソロジー2』…セネルとクロエが参戦。参加してはいるもののセネルは主人公なのに秘奥義が使えず、装甲も弱いというトホホな始末(ベースとなる格闘家の大幅弱体化のため)。通常攻撃が一番強いのは原作準拠と突っ込まれている。なお、一般的に最近のテイルズ オブ シリーズにおいては実装されなかった技のかけ声のデータが残される場合が多く、今作でも例外ではない(サウンドテストで視聴可能)。そのデータの中に秘奥義と思しき技(のかけ声)がある。…使えよ。なぜか髪型がパーマにされてしまっている。『1』では原作通りストレートだったのに…。クロエは良くも悪くも普通の性能である。 『テイルズ オブ バーサス』…セネルのみ参戦。『レジェンディア』発売から4年経ちやっと秘奥義が使えるように(この時点ですでに公式のスキットでネタになっている)。名称は「万物神追撃」で、原作での最強の投げ技。肝心の性能は、というと、投げ技のため敵一人にしか効かないのだが、どれだけHPや物理防御を上げたセッティングにしていても対象を即撃破、あるいは瀕死かという尖りすぎの怪性能(注 『バーサス』ではある程度ステータスをプレイヤーが調整できる)。ストーリーでの扱いは酷い面が多すぎると突っ込まれている。詳しくは該当項目にて。 『レディアント マイソロジー3』…マイソロ2のセネルとクロエに加え、シャーリィ、ウィル、ノーマ、ジェイ、ミミー、ホタテ三兄弟が参戦、パーティキャラに没となった秘奥義追加など、本作でようやく他シリーズと対等となった。だが、セネルの秘奥義はターゲットとしている敵が秘奥義発動直後に倒されると攻撃が空振り、そのままフリーズするというバグが発覚。フリーズ率は100%を誇り、解決策は未だ無し。「(PSPごと)沈め!」といわれることも。尚、本編で批判されやすいシャーリィだが、こちらでは(それなりに)いい方向に改善されている。 『テイルズ オブ ザ ヒーローズ ツインブレイヴ』…セネルとクロエの他に本作の敵キャラであるシュヴァルツが参戦。技は少なめだがシュヴァルツも使用可能。 本作のとある名場面にて発したセネルの台詞が、本作発売と同時期に放送されていた某アニメの台詞と一致しており、さらに発言者の担当声優まで同じであったことがしばしばネタにされたりする。収録や開発時期の関係上、一方のスタッフがもう一方のパロディ目的で組み込んだとは考えられないため、偶然の一致と思われる(当時の反応はこちらの掲示板などを参照)。 しかも、双方ともシスコン疑惑がかかっている面でも同じ。 その他、ネタ要素はこちら(テイルズオブ用語辞典ネタページ)でフォローされているのでヒマな人は見てみるとよい。
https://w.atwiki.jp/talessutori-to/pages/14.html
☆テイルズオブレジェンディア攻略チャート☆ 第一章シャーリィを追って 第二章届かぬ手 第三章運命の再開 第四章動乱の大地 第五章覚醒 第六章打ち捨てられた地で 第七章輝ける青
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/5300.html
肉鍋パン(にくなべぱん) 概要 レジェンディアに登場した料理系のアイテム。 登場作品 + 目次 レジェンディア 関連リンク関連品 レジェンディア 大きなお肉と厚切りお野菜が、パンの中でぐつぐつ! パンの一種。全員のHPとTPを最大値100%回復し、戦闘不能と状態異常を回復する。 サブイベントワンダーパン職人への道でレシピを入手できる。 分類 パン HP効率 12、3 コスト 1230 TP効率 12、3 特殊効果 HPとTPを最大値の100%回復全状態異常と戦闘不能回復(100%) 材料 手作りパンセット+ビーフ+ポーク+チキン+とうふ+キャベツ+きのこ+ニンジン+ダイコン レシピ入手方法 サブイベントワンダーパン職人への道 ▲ 関連リンク 関連品 魚鍋パン